平成11年 9月定例会 第3日 9月13日

 皆様おはようございます。市政研究会の大西克美でございます。よろしくお願いいたします。
 私は,この春より,新人議員として公務させていただいておりますが,早いもので,4カ月の月日がたちました。この間,先輩議員,同期の議員をはじめ,事務局,市長並びに関係者各位の皆様方の心温かいご指導により,今この席に立たせていただくことを心より厚く御礼を申し上げますとともに,今後のご指導を,さらにお願い申し上げます。
 早速ですが,通告により,本題に入らさせていただきます。市民サービスの充実についての3点と,教育問題についての2点を質問いたします。
 まず,市民サービスの充実についての第1点目ですが,大型ショッピングセンターにての土曜日,日曜日の窓口業務の新設についてです。今日,共働きのご家庭が大半を占めることは,言うまでもありませんが,そのような折に,住民票,印鑑証明等々の証明書が必要になることが多々あります。ふだんは,仕事をしていて帰宅が遅く,どうしても,平日には利用できない方々のためにも,必要性と,または場所の便利性を考えて,市内の大型ショッピングセンターに,土曜日,日曜日の窓口業務の新設を求めるところでございます。
 2点目ですが,市内公共施設への土曜日,日曜日の環状バス運行についてです。現在の市内公共施設は,伝統産業会館,大黒屋光太夫資料館,考古博物館,佐佐木信綱記念館,庄野宿資料館,鈴鹿青少年センター,伊勢型紙資料館,文化会館等々,多々あるわけですが,鈴鹿市の地形は,東西南北に広く,この広い地形の隅に各公共施設があります。鈴鹿市内には,環状する交通網がなく,車に乗れない方をはじめ不便を感じます。そこで,この公共施設を環状ルートにして,鈴鹿市のマスコットキャラクターであるベルディを,バスの両サイドのボディに大きく描き,環状バスとして,毎週土曜日,日曜日に,ワンマンのバスを2台運行いたします。わかりやすくたとえますと,この公共施設を例えば12カ所とした場合,各施設間のバスの移動時間を15分間ごととして,時計を想定いたしますと,12時を1号車の出発地点とし,4時を2号車の出発地点といたします。時計同様,右回りに両バスを午前9時から12時まで,運転手さんのお昼休みを1時間とり,午後1時から4時までの,午前中3時間,午後3時間の6時間ずつを運行いたします。12カ所の公共施設を15分間刻みでバスが運行していきますと,1周3時間で出発の地点にバスが戻ってくるわけです。午前中に1周,午後に1周と,1台のバスが2回,2台ですので1日に4回,どの公共施設の前にいても乗りおりができることになります。公共施設内にて,見学や休憩時間,体験時間を考えると,ゆとりの1ないし2時間となり,バスの発着時間に合ってくるわけです。この環状バスの足を利用して,休日のご家庭のさらなるご家族のふれあい,青少年から高齢者の健康づくりに,市民が鈴鹿のことをより把握できるためにも,また,施設の充実のためにも運行を求める次第でございます。仙台市の仙台環状バスは,1日乗りおり自由のフリー切符の600円と,各どの区間からも乗りおりができる1区間250円がありました。この仙台環状バスを体験し,さらに,鈴鹿市にこの環状バスのルートを求める次第でございます。
 3点目ですが,市民主体の行政に,市民の声をより得るために,いつでも,どこでも気軽に行える平成目安箱の設置を求めます。現在でも行われている市長への手紙,市長と語る場などがありますが,また,出張所にも投書ができる体制になっているわけでございますが,公民館,文化会館,市民会館等々,または,大型ショッピングセンター等々に,市民が気軽に出入りできる場所に,また,市長に直接言いにくい方のためにも,一人でも多くの市民の声が反映できるように,今風の時代に合った,若者にも受けるデザインにての平成目安箱の設置を求める次第でございます。21世紀に向け,地方分権の重要性といわれる今日,市民あっての行政,行政あっての市民と,ともに理解を持ち,さらなる相互信頼の確立が最も重要であり,鈴鹿市新総合計画の基本計画ができつつある今,幅広い意味での市民へのサービスの充実を願います。以上,3点についてご答弁をお願いいたします。
 次に,教育問題について,2点お尋ねいたします。
 1点目は,書道時間の充実についてです。字の上手な人は,筆の上手な人は,その人柄がよりよく見えてうらやましいと,よく言います。書道は,生涯学習の一環として重要なことなのですが,教育として,文字をうまく指導することも大切だと思いますが,精神面の強化を伴う,さらに充実した教育といえるのでしょう。現在,墨汁を使用しているとのことでございます。時間が限られているから仕方がないと言われるかもしれませんが,書は,書く前に墨をすり,姿勢を正し,墨をすりながら,精神統一,忍耐力を養うものだと思います。横を向いたり,寝そべるような姿勢では墨はすれずにこぼれてしまいます。簡単な何げないことですが,心の教育は,簡略してはならず,また,心の教育が大切な時期だけに,教えねばならないことは,くどいぐらいでもちょうどよく,決して簡略はよくないのではないでしょうか。また,鈴鹿の墨は伝統工芸品なので,地場産業奨励にもよいのではないでしょうか。
 2点目ですが,市内の中学校に剣道部の再部についてでございます。子供たちに人気のスポーツはいろいろあり,小学生のころから,かわいらしいということがぴったりなのに懸命に頑張っている子が,中学生になったら,そのクラブがなく,続けられない状況があります。特に剣道部がありません。理由は,指導する先生がいないからで,その心得がある先生がいるときは,クラブ活動が開部され,よそへ転任されていくと閉部になります。何とも判断に苦しむ話で,指導者である先生の都合で,開部,閉部が行われてよいのでしょうか。子供たちが剣道を希望してもできない状況です。子供たちの夢が崩れていくようでさみしい現況です。礼節指導の難しいといわれる中学生の多感な折に,礼に始まり礼で終わる剣道部を何とかできぬものなのでしょうか。外部指導者は,経験豊富なシルバー指導者は,四日市市も,津市も,亀山,関地区も,隣接する中学校はあるのに,鈴鹿市だけないのはなぜなのでしょうか。以上,2点,教育問題についてのご答弁をお願いいたします。


心あるご答弁,本当にありがとうございます。
 市民へのサービスの充実についての1点目の,郵送方法とか,窓口の時間の延長とか,他市でも行っているように,多々伺っております。ただ,私は,21世紀に向けて,他市にもやっていないような市民のサービス,これを十二分に取り入れていかないと,地方分権は成り立たないというふうに考えております。市民へのサービスは,どれだけあっても,これでいいというところはございませんので,その点よろしくお願いしたいと思います。
 それから,ループルの環状バスでございますが,期間限定で行われておりました親しむ走るセミナーということで承知しておりますが,期間限定でありますと,どうしても利用者が減っていきます。それで,毎週土日,一般の方々のお休みに合わせた対策方法として,また取り入れていただき,考慮していただきたいと,このように思います。
 それから,3番目の平成目安箱等の設置の件でございますが,現在の市長への手紙とかいうことでございます。その方法につきまして,用紙の配布方法,または,ネーミングの変更を考えていただけるということでございます。やはり,平成にマッチした,明るいタイトルをもって,若者に好意を持たれるように,若者がどんどん意見が言えるように,だれでも,どなたでも,気軽に市政へ苦情等,市民の声が行き渡りますように,この件について,また考えていただけるということでございますので,さらなるご要望として,お願いを申し上げておきます。時間もございませんので,要望にして終わっておきます。
 それから,教育問題でございますが,書道の件でございます,書写としてということで,よく存じております。書写のもとにも,やはり,子供たちの心の教育ということを忘れていただかないように。簡略する教育は決してよくないと思っております。個人的主観で申しわけございませんが,私も,山下教育長に,中学時代,クラブ活動を教えていただき,現在,誇りに思っておりますので,やはり教師と生徒,学校を出てから,社会に出てからでも,誇りとして思える先生,生徒の関係であると,また,クラブ活動は,縦横の線も教育としてございます。礼節を主体にやっていくのがクラブ活動であろうと思っております。心・技・体を磨くことも当然必要なことでございますが,そういった今の時代に欠ける多感な中学生に一番必要なものと存じておりますので,その点もよろしく,またご指導の面にお願いしたいと思います。
 それから,剣道部でございますが,外部指導者を養成していくという検討でございます。本当に,十二分なる配慮をしてもっていただきたいと思いますが,最後に,月刊剣道日本という発行書物がございます。この中で,剣道の素人が全国大会2位に導いたと,これは茨城県茨城町立の梅香中学校。全然剣道の心得もない先生が剣道部の顧問になられました。その方の話は,「最初は何もわからなくて,子供たちの稽古に入れてもらった。本当に,入れてもらうという状態でした。素振りをしても,手足のタイミングが合っていなくて,子供たちは大笑いするんです。でも,笑って終わるのではなく,こうするんだと教えてくれた,子供たちが教えてくれた。そうやって,お互いに剣道を楽しんでできたというふうな次第で」と書いてございます。また,この先生は,素人でありながら,生徒に教わりながら,自分も2段を修得された。このように中学生を熟知し,教えることを職業とする芳尾信一郎さんとおっしゃるんですが,芳尾さんならでの指導法で好結果を生み出していると,このような例もございます。こういったことを,また,ご参考に願いまして,要望としてお話させて,ご紹介させていただいておきます。時間がございませんので,これにて終了いたします。どうもありがとうございます。