平成15年 3月定例会(第3日 3月11日)

○5番(大西克美君)  市政研究会の大西克美です。
 平成11年に初当選させていただき,早くも,1期目の4年間が過ぎ去ろうとしております。この間,先輩議員,同僚議員に心温まるご指導を賜り,並びに市長を初めとする職員関係者の多くの方々にご協力をいただきましたことを深く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 それでは,通告に従い,大きく2点について質問をいたします。
 1点目は,市町村合併についてですが,昨年の12月議会で2市2町の法定合併協議会の設置議案が賛成少数で否決されたわけですが,以来,平成15年の新年を迎えるとともに,不思議なぐらいに,「合併」の言葉すらどこへいったのか,あらしの後のような静けさのように,語ってはいけないかのようにしぼんでしまいました。しかし,国,県,市町村の財政状況の悪化をよく考え,自立する自治体を確立せねばならないと痛感をしておりますので伺います。
 現時点での,県内の合併状況はどうなのか。特に,鈴鹿市近隣の状況はどうなっているのか。鈴鹿市の現況はどうなっているのか。また,鈴鹿市の今後の取り組みはどのようになっていくのかを伺います。
 2点目は,新庁舎建設についてですが,入札談合問題により公正入札調査委員会が開催され,業者の事情聴取が行われているさなかでございます。しかし,私も,あらゆる会合に出席をしていると,周囲の方々より,この財政悪化の折,何で120億円もかけて15階建てのばかでかいのを建てるのやと,最近よく耳にいたします。もちろん,少数意見かもしれませんが,市民より不平不満の声が出ている以上,説明をする義務があると思いますので,いま一度,新庁舎の必要性を再確認する上で,なぜ新庁舎が必要なのかを伺いたいと思います。
 以上で,1回目の質問を終わります。


○5番(大西克美君)  ありがとうございます。
 1点目の市町村合併についてですけども,県内の状況並びに近隣の状況はよくわかりました。県内の69市町村のうち,合併に関する協議会,研究会に参加していないのは,2月3日現在で,鈴鹿市,鳥羽市の2市と,菰野町,東員町,川越町,木曽岬町,磯部町,紀勢町の6町と,美杉村,大内山村の2村の計10市町村。また,住民投票で単独市となっております名張市を含めると11市町村になるわけですね。69市町村のうち11市町村が,何らかの形で,まだ加わって参加していないという状況です。
 私は,この参加されていない市町村のことはさておき,鈴鹿市が入っていない,何らかの形で入っていないと。県内で2番目の人口を有し,県内をリードしていかねばならない鈴鹿市が何も動きがないという現状,本当にこれでいいのかどうかということをよく考えております。
 当然ながら,3月5日の広報にも,先ほど市長の答弁にもありましたけども,厳しくなる財政運営というようなことで,市民の方々にもお知らせは出ているのですけども,やはり市税の減収,それから財政力指数も低下し,財政基盤の安定が望めない現況,もし合併をしなかったらということを書いてございます,この中には。
 それと,一般市民の方々にも市民アンケート等で,記憶を思い出しておりますと,合併はいたし方ないという方々がほとんどのように思っておりました。そういうような合併に関する関心度が,市民の方々が,昨年を中心に行われてきて,突如,12月議会の否決以来,何ら音さたがない,果たして私はこれでいいのかなというようなところを非常に疑問に思っております。
 本年度は選挙の年でもありますから,また,加藤市長もご勇退されるということでございますので,そういった面も絡んではおるのかなということを聞いておりますが,状況を把握しておりますけども,果たしてそれでよいのか。やっぱり,厳しい財政状況は,毎日毎日起こっているわけですから,そういった問題よりも,今の合併,その後の合併状況,特に本年度になってから,余り,合併,合併という言葉が聞かれなくなったというところに,非常に心配をしておる次第でございます。
 それから,当市の合併推進室も,調査研究は継続して行っているわけですけども,縮小をしてやっているというような状態。私は,縮小ということよりも,もっと大々的に,今後,合併はやっていかねばならないと思っておりますので,大いに研究をしていただくそういう体制をもう少し持ったらどうかなというふうに思っております。
 それで,もし合併をしない場合を考えてみますと,公共事業の優先採択やまちづくりの財政的な優遇措置が受けられなくなるのですから,非常に,今,心配している点がございます。
 現在,白子地区で中心市街地活性化基本計画の各種事業など,それに伴う事業が進行しているわけでございますが,もし合併をしなかったら,こういったところへの事業への財政補助支援に影響はないのかどうか。これを1点お尋ねしたいと思うわけでございます。
 それで,政府の方も,合併をしないと,合併をしているところとしないところへは支援度が違うというふうなそういう意向も強く出ておる状況の中で,現在進行中の中活ですね,こういった事業への財政補助に本当に支援の影響が出ないかどうかということが心配でございますので,その点を2回目にお尋ねをしたいと思います。
 それから,新庁舎の建設についてですけども,必要性は,市長,的確に答えられてよくわかりましたが,まだまだ,一般市民の方から,冒頭にも申させていただきましたように,大西さん,何で120億円もかけて,こんな景気の悪いのに,まして,あんなばかでかいものを建てるんやというふうな声をよく聞くわけです。私どもへの答弁で,先ほど市長の答弁は的確に言われ,私どももよくわかりましたけれども,もっとやっぱり市民にアピールをせねば。市民から声が出ているということは,それだけ,まだまだ啓発が少し足りないのかなというような感じも受けております。
 当然ながら,広報等でいろいろやっているわけですけども,本当に,何で必要なのかというところをもっと訴えていただき,市民の方々からそういった点の苦情が出ないようにしていただき,早期着工へ向けて,私はやっていただきたいというふうに思いますので,その啓発関係については,一応,要望といたしますが,再三につけて,やはり,くどいぐらいに市民の方々へ情報提供をせねばならないということをご理解願いたいと思いますので,1点目の合併について,中活の方への財政支援は大丈夫かというところの答弁を求めたいと思います。


○5番(大西克美君)  ありがとうございます。
 心配しているとおりでございますので,合併しなかったらとか,それと,重点支援地域に入ってなかったらということでございますね,合併支援プランが受けられないということで。
 まあ,当然のことながら,3,000有余ある自治体を1,000にしての合併ですから,その間に合併をする市町村が多くなるわけですから,政府としても,当然そちらへ,合併した場合の支援プランとして補助をそちらへ流すでしょうから,私が心配しているのは,しなかった場合とかそういうことに関して,白子の中活問題等に影響は出ないのかということを非常に心配しておりました。
 今後,市町村合併について十分な論議がされていくというようなことで思っております。ただ,平成17年3月のその期日までに,今からで間に合うのかなというような気持ちも一つ不安を抱いておりますので,できましたら,先ほども言いましたように,合併推進室の調査研究等は十分に大いにやっていっていただき,いつでも,その合併について間に合わせができるようなことをやっていっていただけたらというふうに考えておる次第でございます。
 それから,国の方針ということで,合併の必要性の余り,市民のために行政サイドの方も短期間でよく頑張ったと私は敬意は表しておりますが,結果として,鈴鹿市の合併問題が一時停止をしているような状況──結果としてです。その12月議会で否決をされてから,ことしの1月になってから静止をしているような状態──結果としてですが。それで,私は,これは携わった者,今回の合併に携わった者おのおのが,それぞれの立場で反省する点がお互いに全くなかったとは言えないと思っております。
 今後の合併問題の取り組みに重要だと思いますので,最後に,行政として,後藤助役に答弁を求め,どのようにやっていったらいいのかということも含めまして,それと静止をしている状況について伺いたいと思います。
 それで,今回の質問は終わらさせていただきたいと思います。ありがとうございました。