平成15年 9月定例会(第2日 9月10日)

○27番(大西克美君)  市政研究会の大西克美でございます。
 ことしの夏は,珍しい現象や悲惨な出来事がありました。九州の集中豪雨,台風10号,宮城連続地震,コンピューターウイルスのブラスター,火星の大接近,そして冷夏です。特に環境異変も加味された自然災害が,デフレ経済社会をさらに後押しするかのように,大きな被害を全国各地にもたらしました。中でも,宮城県の連続地震は,震度6の揺れが1日に3回も襲い,その後も微震が続き,アスファルトの路面がうねり,造成した土地は崩れ,古い民家は全壊し,被害は70億円以上のことだそうです。また,三重県内のお米の収穫は平成5年以来の不作で,昭和40年以降,6段階評価で2番目に悪い年であり,多くの作物にも影響が出て,県民の台所にも痛みを与えております。自然の恵みには感謝はいたしますが,自然の災いには腹立たしさしか感じませんが,災害対策の重要性を再認識しております。
 また,当鈴鹿市にも重要な出来事がありました。それは,この9月議会の冒頭に川岸市長より,合併を断念し,当面は現状のまま,いわゆる鈴鹿市は当面単独市としての道を歩むということでありますが,市民総意の決断として真摯的に受けとめますとともに,今後は市民サービスやまちづくりの充実には,さらに知恵と工夫が必須条件になると痛感しております。
 単独市として一歩を踏み出した今,原点に返り,鈴鹿市の産業活性化を目指し,安心・安全なまちづくりを目指し,取り組まねばならないと思っております。
 そこで,通告に従い,大きく3点について質問をいたします。
 1点目は,住基ネットについてですが,この住基ネットは,電子政府,電子自治体づくりを根底に,去年の2002年に住民票コード番号通知の第1次稼働,ことしの2003年8月25日に住民票基本台帳ネットワークシステムの第2次稼働がスタートしたのですが,現在の内容について,新型ウイルス対策について,個人情報保護条例の制定について,今後のICカードの充実について,市民証の発行についてを伺いたいと思います。
 2点目の公設応急診療所についてですが,6月議会に引き続き再質問をいたしますが,市民の安心・安全のため,1年間365日の救急医療体制づくりのため急を要することなので,よろしくお願いしたいと思います。
 そこで,現在の来場状況について,平日夜間診療の開始時期について,旧鈴鹿回生病院跡地への2カ所目の開設についてを伺いたいと思います。
 3点目の,白子のまちづくりについてです。
 鈴鹿市の玄関口,近鉄特急の停車する白子駅として言われ久しいと思いますが,鈴鹿市の玄関口としての現段階での各事業の進展状況について,中心市街地活性,白江土地区画整理,白子西土地区画整理,駅前整備の現状について伺います。
 以上で壇上からの質問といたします。よろしくお願いいたします。


○27番(大西克美君)  ありがとうございました。
 住基ネットについてですけど,現段階は住民票の交付がどこの市町村でも受けられるということで,ICカード等がつくられているわけです。市長が1番でつくられたものが,あれそうですね。私も,5日後に行きましたら43番でしたかな,そのぐらいで,1日に五,六人ぐらいの利用ということで,まだまだ浸透はされておりません。できますことならば,一般に証明の3点セットと言われております住民票,印鑑証明,戸籍証明等が一緒に1枚のカードでできていくように,条例改正等も行っていただき,研究をしていただきたいというふうに思っております。
 今は,印鑑証明は印鑑証明のカードがございますし,ICカードとはまた別に余分に1枚ふえてきたわけでございますので,1枚のカードで証明に必要な,最低でもその3点セットぐらいは1枚のカードでとれるようにしていただきたい。
 それから,さまざまな市内に公共施設等がございますので,そういう公共施設の利用も,そのICカード1枚でとれるようにしていただきたいということで,鈴鹿市独自のオリジナルという形を生かしていただいて,中身の充実をお願いしたいと思っております。
 それから,この住基法の改正,また地方公務員法の34条のところで,守秘義務があるということでございます。当然ながら,罰則の強化もされて,大きな罰則規定になったわけでございますが,もっと市民に安心感を与えていただく。まだまだ市民の方々はおわかりになってない方もたくさんおられますので,その保護条例等を含めまして,鈴鹿市のすべての機関での,住基のみならず,すべての機関での個人情報保護条例等をしっかり制定していただいて,安心感をとっていただきたいと思います。
 この保護条例案が12月議会に上案してくるという答弁でございました。平成16年7月をめどに施行していくということでございますが,私はこの8月25日に住基がスタートするときに,もうできてくるのかなあというふうな感じも受けておりましたが,できる限り,市民が本当に安心して,プライバシーの保護,個人情報の保護がしっかり守られているということを一日も早くできるようにお願いをしたいと思っております。
 それで,1点だけですが,市民証の発行についてですが,ただいまの市長答弁によりますと,メリット,デメリットを調査してとのことなんですが,先進市では,住基ネットをスタートした8月25日にICカードと併用してもう発行しているわけです。そういうところもたくさんあるわけでございまして,鈴鹿市は今からメリット,デメリットを調査していくと。少し対応が遅いように私は見受けられます。
 そこで,いろいろ見てみましたら,習志野市とか,いろんなところが市民証を既に発行しているわけでございますね。豊川市なんかは,60歳以上の方に市民証を配付している。これはなぜかというと,お年寄りの方は運転免許証というものを余りお持ちでない。それで,本人の身分を証明するものがほとんどないわけです。いわゆる年金証とか,そういう重要書類で自分の身分を証明しているわけですね。
 運転免許の保有率を見てみますと,19歳から59歳までが87.0%に対して,60歳以上の方が49.9%,5割を切っているわけですね,お年寄りの方は。当然ながら,ある程度の年齢が来られたら,危ないので,また切りかえに行かなくて取りやめということもあるかと思いますけれども,そういう方々が本当に気軽に,名刺がわりに携帯していただいて,ICカードというのはこれから,先ほども私述べましたように,中身が充実してきますので,重要品になってくるわけです。それで,市民証というのは市長名義で発行されて,鈴鹿市民であるというふうな名刺がわりを,こういう身分を証明する方に,簡単に名刺がわりに持っていただいて,なおかつ公共施設等でまた利用できるとか,そういう活用の仕方を今後またできると思いますので。
 それと,この市民証を携帯することによって,災害,災難,いつ起こるかわからんと言われております東南海地震とか,またいろんな御年配の方が外に出られて,万が一倒れられたというときに,身分証明ということで対応がすぐできる,そういう簡単に持っていただけるような身分証,いわゆる市民証を発行していただきたいと。これはまた,鈴鹿市民のモラルの啓発にもなると私は思うんです。鈴鹿市民の誇りを持って市民証を提示するというようなこと,そういう対策にもまた活用ができますので,そこら辺はもう一度,発行していくのはどうなんだと。現在,メリット,デメリットを調べているのではちょっと遅いのではないかと私は思っておりますので,発行についてもう一度伺いたいと思います。
 それから,公設の応急診療所についてです。
 平日夜間の開始をするにいたしましても,条例の改正等が必要であろうと思います。当然ながら,お医者さん,それから薬剤師さん,看護師さん,それから受け付け事務というような形で,その定数の条例が必要になってくると思いますが,その前に,やはりやらなきゃいかんのは,私は条例を決めて人数を変えるということであれば,また条例を変更せんならん,こういうことではいかんと思いますので,試行的医療,やっぱりこういうふうに本格的にやっていく前には,試行的医療が必要ではないかと思っております。
 そこで,試行的医療でしっかり,その受け付け事務は何人必要なのか,看護師は何人必要なのか,薬剤師は何人必要なのか,そういうような定数まできちっと決めて試行医療をまず開始することが必要ではないかと思っております。試行医療ですと,市民の方も利用できますので,安心してやっていけるんではなかろうかと思っております。
 それから,回生病院の跡地への診療所の要望は,本当に回生病院が移転する前から,地元から強い要望がございまして,大きな病院があったところがなくなるわけですから空洞化してくるわけですね,第1次救急医療が。それで,南部地区が,特に寺家,東磯山,それから磯山を含む栄地区ですね,こちらの南部地区の方が本当にこの1次救急医療医が少ない。ですから,こういう跡地を利用して,公設の応急診療所をやっぱり考えていただきたいと思っております。
 この公設診療所で,部長答弁で,全国的にも2カ所目はないということであったわけでございますが,これは全国に2カ所目がないからやらないとか,そういうことではなくて,人口密度が多い少ないにかかわらず,やっぱり私はやっていかないかんと思うんですよね。よそに例がないからやらないというようなことではいかんと思っております。それで,こういう公設応急診療所は不採算性ですので,20万市民の方々のことを考えたら,2カ所ぐらいは出てくるのではないかと思っております。私の推定ですが,年間300円から400円で20万市民が負担をしたら,2カ所はやっていけるというふうに考えております。こういう調査準備を進めるというのは必要だと思いますが,その点についても少しお答えを願いたいと思います。
 それから3点目の白子のまちづくりについてですけれども,時間がちょっと迫ってきておりますけれども,私はプロジェクトチームとかいう,鈴鹿市の玄関口をつくるんですから,やっぱり行政もプロジェクトチームをつくって,それでその事業に事当たっていくというふうなことをやらないといかんと思うんです。ポジション,ポジション,所管の課がありますけれども,やっぱり鈴鹿市の玄関をつくっていくんですから,そういう鈴鹿市にはプロジェクトチームが必要ではないかと思います。
 それで,単独市になっていくわけでございますので,津は28万を目指しているわけですか,いわゆる中核市に手が届いてくる。片やこちらは四日市も30万,中核市。私ども鈴鹿市はちょうど谷間になっておりますので,亀山,関も合併いたしますので,鈴鹿市がちょうど谷間になって,合併支援プランとか,そういう制度が受けられなくなってきた現状を踏まえて,今後どのように取り組みをやっていくのかということをお聞かせ願いたいと思っております。
 やっぱりこの平成17年3月の合併の期間がございますので,私はそのころになったら,近隣のところはその合併支援プランを使って補助事業をどんどんやってくると思うんですよね。鈴鹿市だけ何か取り残されないかという不安があります。ですから,今のうちにしっかりやるべきことはやらないといかんと思っておりますので,そこら辺はどういうふうになっているのか。
 それから,やっぱりやっていくんであれば,実現化に向けて予算づけを行うべきというふうに判断いたしますが,再度伺いたいと思います。
 以上でございます。よろしくお願いします。


○27番(大西克美君)  ありがとうございました。
 残りもう3分しかございません。丁寧に説明していただいて,答弁していただきましたので時間がなくなったというふうに解釈をしております。
 それで,要望にとどめたいと思っております。
 1点目の住基ネット,本当に自分で身元証明ができない御老人の方々を初め,弱者の方々等もお見えになります。本当に気軽に持っていただいて活用しないと意味がないということでございますので,私は名刺がわりに持っていただければ一番いいのかなというふうに思っております。そういう方々が本当に外に出ていただいて,元気な御老人がつくられていくこともいいのではないかなというふうにも思っておりますので,そういうふうに名刺がわりのものをつくっていただければと思っております。
 それから公設応急診療所については,やっていっていただけるということでございます。本当にスタッフ等のこともありますし,夜間のみ手伝っていただけるということでございます。2次医療の大きな病院からの派遣とか,いろんな職員の方々も手伝っていただいているとは思いますが,大変さを思っておりますが,市民が本当に365日安心して暮らせる救急医療の充実でございますので,何とか一日でも早い施行をしていただきたいというふうに思っております。要望にとどめておきます。
 それからまちづくりについては,必要に応じて予算づけをやっていくということを伺いました。それで,やっぱり私は鈴鹿市民の誇りとなるような玄関口に,また鈴鹿市を訪れる人たちが本当に喜んでいただける玄関口に,そういう整備をしていただきたいなと思っております。西に住んでいる方々も,鈴鹿市の住民として本当に鈴鹿市の玄関口がよくなったというふうに喜んでいただける,市民が全部喜んでいただけるような玄関口を行っていただきたいと思っておりますので,よろしくお願いを申し上げます。
 すべて要望にいたしておきます。
 以上で質問を終わります。ありがとうございました。