平成18年 6月定例会(第4日 6月16日)

○29番(大西克美君)  おはようございます。
 議席番号29番,市政研究会の大西克美でございます。
 まず,市川議長,大谷副議長に,御就任おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げますとともに,鈴鹿市20万市民のため,市議会のさらなる機能の充実に御尽力賜りますよう,よろしくお願いを申し上げます。
 それでは,一般質問の最終日のトップバッターを務めさせていただきますが,1年ぶりの一般質問で,また,一問一答方式は初めてで大変緊張しておりますので,1時間の持ち時間が有効活用できるかどうかわかりませんが,初心に返り,素直な気持ちの全力投球で質問をさせていただきますので,よろしくお願いを申し上げます。
 少子・高齢社会,人口減少の構造が定着しつつある今日ですが,子供の殺害など,異常な事件が非常に多く発生しております。小さな小さな大切な命が消え行くことに怒りを感じ,さらには,昨年の自殺者が全国で3万2,552人にもあり,その70%が働き盛りの40歳であると聞き,命のとうとさは何なのか,耳を疑わずにはおれませんが,この問題に,政府は昨日,自殺対策基本法を制定し対応するとのことで,減少に期待が持て,少しは安心しております。また,出生率が1.25の過去最低の記録になり,その対策にも力を注がれております。このことも大切なことだとは思いますが,私は,これからの地方行政を考えると,現実,実態の少子・高齢形態の条件で,いかに市民と力を合わせ,住みよいまちづくりを形成していくのか,時代に応じた財源力の中で,なせばなるの精神で最善の創意工夫を凝らし,いかに市民,または地域のニーズにこたえていくかが重要なポイントであり,本来の市民自治の原点に返る最も重要な時期であると考えております。このことをよくよく根底に置き,通告に従い,提言を交え,質問をさせていただきます。
 1点目は,旧白子出張所の後利用について,2点目は,市在住外国人について,3点目は,障害者の自立支援について,以上の大きく3点について,お伺いさせていただきます。
 1点目の旧白子出張所の後利用についてですが,まず,概要経過から入りますが,旧白子出張所部分は,昭和40年12月に竣工され,また,西側に併設部分の旧消防白子分署及び旧公民館部分は,昭和46年5月に竣工されたものであり,旧和田地区自治会区域の中心に建設されました。当時より,地域住民が愛着を持つ施設で,まちづくりや生涯学習などの日常生活に密着した,触れ合い憩いの場として大いに利用されてきました。その後,消防白子分署は,鈴鹿市の消防南分署として,昭和56年4月に,国道23号線西側沿いの現在地に新築移転され,旧白子分署は,そのまま現在の白子分団に利用されております。また,旧白子出張所は,平成11年10月に,国道23号線東側沿いの現在地に新築移転され,さらに,公民館は,平成元年4月に,現在地の白子本町に新築移転し,それぞれに三種三様の利用がなされております。
 現在,既存の出張所と消防白子分署と公民館の旧併設館は,耐震性はありませんが,この地域住民の強い要望により,運営管理を地元組織の運営委員会に賃貸にて委託されております。地元組織の運営委員会の構成団体も,必然ながら,白江野土地改良区,市社会福祉協議会,白子地区自治会連合会などで,管理を老人会が行っている状況を見ても,地域住民が一丸となり,この施設を支えておりますことの必要性がよくわかり,地域の生涯学習や高齢者憩いの場の拠点として,頻繁に利用されてきております。
 ところが,ことしに入り,急に取り壊しの話が浮上し,地域住民の大きな大きな悩みの種となっております。
 ちなみに,この旧施設は,白子地区の中でも,旧和田地区自治会の区域に存在し,この自治会だけでも,約2,200世帯の約5,800人が住まいをされており,白子漁港とは目と鼻の先にあります。白子地域は,昔より,水害に悩み苦しんできており,住民の水に対する恐怖心は,今でもぬぐい去ることができず,おととしの台風にて,約250世帯の床上・床下浸水の大きな被害に遭ったことが記憶に新しく,忘れることができません。それゆえに,地域住民は,安心という言葉は決して持たず,水害不安の気持ちは,常に心の奥底にあります。年々徐々には改良されておりますが,市長の言われる安心・安全なまちづくりからとは,まだまだ遠い状況であります。近年の上の大型開発に,下の整備が追いつかず,常に泣かされている現況です。
 そこで,この水害問題で悩む住民の苦悩をかんがみ,旧白子出張所の後利用については,築後40年経過の古い建物で耐震性もありませんので,住民から不安の気持ちを取り除き,安らぎの心が持てるように,また,高齢化にも対応できる便利な現在地に,時代に応じた新たな防災のための施設をひたすらに,必要かつ念願するものでありますので,当市の考えを伺わせていただきたいと思います。


○29番(大西克美君)  私は,地域需要に応じた対応こそが,まちづくりの原点であると平素から考えております。水に悩む地域には,何よりも必要なものは,道路整備でも,ほかの何物でもありません。真に心の底からの住民ニーズは,生命や財産を守るための不安感や恐怖心を取り除き,安心して生活する,いわゆる水害対応のものであり,災害に対しての常に新しい対策知識なのです。
 一般的に,津波は大丈夫と言われておりますが,確約はできません。なぜなら,20年,30年に1度しか予測されていなかった集中豪雨などは,環境異変により,近年には何度もあり,全国各地で大きな被害をもたらせ,住民にも,行政にも,大きな徒労をもたらせており,自然災害の恐ろしさをはかり知ることができません。
 私は,水害地域の住民ニーズに,行政として,本当にこたえるために,消防分団を加えた,住民が研修利用できる水害研修室を備える防災施設が望ましいと考えております。水害研修室についての考えはどうなのか,再度お伺いいたします。


○29番(大西克美君)  私は,先ほど水害研修室を備える防災施設が望ましいと考えておりますので,水害研修室についての考えはどうなのかというふうに質問させていただきましたので,御答弁願いたいと思います。


○29番(大西克美君)  確認させてもらいます。
 防災のための施設ということで,よろしいんですね。


○29番(大西克美君)  おととしの台風21号,平成16年9月29日に,大きな被害を鈴鹿市にもたらしております。床上・床下,合わせて浸水が鈴鹿市内で368件ありました。白子地区に――そのうち243件の被害が白子地区でございます。いかに水害に弱い地域であるかということがわかっていただけるのではないかというふうに思っております。
 きょうも雨が降っておりまして,警報も出ておりました。川を見ますといっぱいでございました。ちょうど私の家が川でございますので――横が川でございますので,常に見ておりますが,本当にすごい水量でございました。心配で,不安で眠ることができません。やはり水害の浸水に遭う気持ちをよくわかっていただきたいというふうに念願しております。
 それで,この質問をさせていただくに当たり,多くの住民から,また,地域の自治会・老人会の役員さんなど,地域の願いを一身に受け,質問をさせていただいております。
 偶然にも,本日の午後3時より,白子地区自治会連合会,88の自治会がございまして,人口約3万人で構成されておりますが,その自治会の代表の班長会議や,この問題を協議するとうかがい知り,市の行政も,何らかの方向性を見出して質問してほしいというふうにも言われておりますので,地域の方々が注目視しております。私は,生命・財産に関することは,鈴鹿市民全域の問題であり,地域のみを考えた問題でないと考えております。市内のどの地域であろうと,しっかりとした行政対応をして,浸水しないように対応するべきであり,一日も早く,水害の心配はありませんので安心してくださいと言えねばならないと思っております。当然ながら,行政も,年々対応していただいていることは承知しておりますが,しかし,現実的に鈴鹿市の中で,一番浸水している地域の特別な事情のニーズです。
 このような事態を加味して,最後に川岸市長に,方向性の答弁を求めさせていただきます。


○29番(大西克美君)  現在は,賃貸契約で運営委員会に貸与しているということでございます。1年契約で,来年の3月に契約が切れるということでございます。今までの話をそのままさせていただきますと,方向性としては,新たに耐震もないので,新たに分団,消防分団も踏まえて,防災のための施設整備を行っていっていただけるという方向で,地元と協議をしてやっていっていただくということでございますので,よろしくお願いしたいと思います。
 次に,2点目の市在住外国人についてですが,鈴鹿市の外国人登録数は,平成16年5月末で,世界52カ国より5,093世帯の8,072人で,平成17年5月末では,51カ国より5,432世帯の8,771人で,さらに平成18年――ことしの5月末では,何と57カ国より5,738世帯の9,318人と大変多く,この近年では,1年間で約330世帯の約600人ずつふえております。三重県下で第1位の在住外国人数となっております。このことにより,鈴鹿市が県下で最も国際市に近いから,うかがい知れるのではないのでしょうか。私は非常によいことで,サーキットのF1を初め,本当の意味での国際市になりつつあることを,鈴鹿市民の1人として,誇らしく思っております。
 しかし,反面,在住外国人の方々の対応のことを,ふと考えると残念でなりません。世界の50カ国以上が,1万人弱の外国人の方々が,遠いふるさとを離れ,中には親・家族とも,その理由はおのおのに種々事情があると考えられますが,ひたすらに寂しい気持ちは人一倍強いものがあるのではと考えられます。また,必然的に国々のしきたりや秩序,生活文化の多様化など,その地になじむことの大変さなどは,あらゆる精神面での苦労があるものと思われます。
 今や,鈴鹿市の諸産業などは,外国人の方々の協働の力が大きく影響し,ともに歩む共生が必要視されます。
 当然ながら,鈴鹿市役所には,外国人交流室が設置されており,また,市外郭団体の国際交流協会があります。
 そこで,この国際交流協会の中に交流サロンがありますが,その利用状況や内容は,どのようなものなのか,また,現在地でのサロンとしての機能は十分なのか,並びに20万市にふさわしい国際共生サロンとしての施設対応が必要と思われますが,どのように考えておられるのか,考えを伺います。


○29番(大西克美君)  時間がございませんので,移転を考えてやっていくということでの答弁でした。
 それで,最後に,この問題について,提言だけさせていただいておきますので,また御検討していただきたいというふうに思います。
 国際市の名を持つ鈴鹿市に恥じない共生サロンの設置,または運営管理,災害対応の連絡の体制づくり,1万人弱の県下1位の登録数の外国人の方々と笑顔で共生できるように,外国人の方々が鈴鹿市に住んでよかったと言われるような対応に早急に取り組んでいただけますよう,提言をさせていただいておきます。
 次に,障害者自立支援についてですが,障害者自立支援法が制定され,障害者家族から多くの相談を受けております。相談事がすべて同じであり,結論は,自立はわからなくはないが,福祉サービスの利用者1割負担が生計に重くのしかかってやっていけないとのことです。3年後の2009年には,介護保険との統合問題もあり,弱者に対する大問題が起ころうとしております。働きたくとも働けない,困窮する障害者の方々のことを考えると,つらいものがあります。私なりに,多々対策方法を考えてみましたが,これでよいという対策方法には到達することはできませんでしたが,最終的に,支出による利用者負担額の軽減対策,もしくは,収入による手当の増額や就労対策しか考えられません。
 そこで,平成11年4月,現在,鈴鹿市が単独で支援されている重症心身障害児・重症心身障害者手当,月額2,000円の手当でございますが,この増額は考えられないのか。また,東久留米市の先進市のように,新たに住宅手当として支援することはできないのか。ここで,当市の重傷心身障害児・障害者手当の平成18年度の予算額を,また,東久留米市の住宅手当をそれぞれ確認,御紹介させていただきます。
 鈴鹿市の心身障害児・障害者手当額は月額2,000円,支給人数は,児童が358名,大人が2,714名,平成18年4月1日現在のものでございます。これらを合わせますと,児童が2,000円掛ける12カ月掛ける360人で860万,大人が2,000円掛ける12カ月掛ける2,800人で6,720万,合計7,580万の予算となっております。
 それから,もう1点,東久留米市の住宅手当ですが,目的は実施要綱に定められておりまして,この要綱は,障害者及び障害者のいる家庭で,民間アパート,借家借り間住まいの方に対し,住宅費の一部を助成することにより,障害者家庭の経済的負担を軽減し,もって,障害者福祉の増進を図ることを目的として,手当額は月額3,500円となっております。まだまだ,この住宅手当は支給されている市は少ないですが,これからいろんな対策が地方自治体に考えられてくると思いますので,この件に関して答弁を求めたいと思います。


○29番(大西克美君)  時間がありませんので,簡潔に1点だけ質問させていただきますので,簡潔に答弁をお願いしたいと思います。
 障害者の雇用促進などに関する法律に基づき,地方公共団体の法定雇用率は2.1%の就労となっておりますが,鈴鹿市役所での近年での現況はどうなのか,また,2次募集は考えてやっておられるのか,新たに職種内容をよく考え,パート的な短時間就労などにて補助強化をするべきでないかと思いますが,この点,お伺いいたします。
 時間がございませんので,簡潔にお願いいたします。


○29番(大西克美君)  6名不足してるということでございまして,できる限り,法定数になるように努力していただきたいと思います。
 それで,先ほども申しておりますように,障害者の方々に,正規でなくても,パート的な働く場を,やはり行政から見本を見せて,民間に協力していただくというふうに持っていっていただきたいと思っております。
 それで,現在の重症心身障害児・障害者手当,新たな住宅手当の支援を考えていただくこと,また,職種内容を考慮した新たな就労短時間制度及び就労強化対策による障害者の新たな自立への支援対策として対応していただきますよう提言をいたしまして,時間でございますので,終わらさせていただきます。
 ありがとうございました。