平成18年 9月定例会(第4日 9月12日)

○29番(大西克美君)  おはようございます。
 本日,一般質問の最終日のトップバッターを務めさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
 議席番号29番,市政研究会の大西克美でございます。
 9月6日,秋篠宮様には,親王誕生の待ちに待った慶事があり,母子ともどもにすこぶるお健やかであり,当日の賜剣の儀に引き続き,きょうは7日目の命名の儀が午後3時30分にとり行われます。この慶事事に,全国各地での国民の笑顔が報道され,久しぶりにすがすがしい気分を味わうことができました。このことに際し,心からお喜びを申し上げる次第でございます。
 それでは,このすがすがしい気分で,ソフトに,通告に従い3点質問をさせていただきますので,よろしくお願いを申し上げます。
 1点目は,生活保護制度,2点目は,職員の健康管理と職場環境,3点目は,白子駅前広場の整備について,それぞれお伺いいたしますので,よろしくお願いを申し上げます。
 まず,1点目の生活保護制度についてですが,当市における生活保護の世帯数及び人数,並びに保護率の現況はどうなのか,また,生活保護の受給要件の内容とは,どのようなものなのか,さらに,要否判定の体制はどのようになっているのかを伺います。


○29番(大西克美君)  当市の内容は,よく理解できました。
 ここで,生活保護の受給申請をしても受け付けの段階で断られ,孤独死をした北九州市での悲しい事件を御紹介させていただきます。
 2006年7月1日,「衰弱知りながら給水停止,保護申請断る,障害者が孤独死」の見出しで,某新聞の2006年7月17日の記事です。
 内容は,北九州市門司区の市営団地で5月,ひとり暮らしの身体障害者の男性,当時56歳が,ミイラ化した遺体で見つかる事件があった。この事件で,北九州市が,男性が脱水症状で衰弱していたのを昨年9月に把握しながら給水停止を続け,病院に入院させるなどの措置もとっていなかったことがわかった。男性が生活保護を申請しようとしたのに対しても,相談段階で断っていた。門司区役所の内部文書や関係者の証言を総合すると,最初に異変に気づいたのは,団地を管理する市住宅供給公社の職員,家賃滞納が続いたため,昨年9月28日訪問したところ,男性が床を張って出てきた。水道は9月14日,電気とガスは,その前からとめられていた。職員は,市水道局に男性が衰弱し,脱水状態にあると連絡をした。市,水道局は,9月30日,男性の状況を区役所に知らせたが,水はとめたままだった。近くの住民は,男性が公園で水をくんでいる姿をたびたび目撃している。区役所は,その日のうちにケースワーカーと保健師を男性宅に派遣,男性は,生活保護を申請したいと伝えた。だが,区役所は即座に保護を開始できる職権保護を適用しなかった。市内に住む次男から食糧の差し入れがあるとして,生死にかかわる状況でないと判断したからだ。実際には,コンビニエンスストアで働く次男が数日に1回,食パンやおにぎりを持ってくる程度だった。男性は妻と離婚しており,息子たちとの関係は複雑であった。男性は12月6日,区役所の保護課を訪問,次男からの援助も途切れる,体も弱っており,保護をお願いしたいと話した。しかし,保護課は,長男が7月分と8月分の家賃を支払ったことを理由に,長男と話し合うことを求めて帰宅させた。それ以降,男性からの接触は途絶えた。男性は5月23日,布団の中でミイラ化している状態で見つかった。司法解剖の結果,1月下旬に死亡したと見られる。団地の町内会役員は,男性のやせ衰えた姿を見れば,だれもが生活保護が必要だと思った。しゃくし定規な考えが,男性を死に追いやったと話しているという内容でございます。
 このような悲しい事件がありました。この56歳の男性は,1月に死亡してから5月23日にミイラ化した状態で発見されるまで,食べるものもなく,動くことさえできず,だれにも見取られず一人で何を考えるでもなく,寂しく死亡していったのではないのでしょうか。この男性が保護申請をしたいと伝えたとき,しゃくし定規な考えでなく,あらゆるケースを判断し,もっと親身になり,相談に乗っていたら,このような結果にならなかったと思うと,非常に残念でなりません。しゃくし定規な考えはやめるべきであると思います。
 ちなみに,鈴鹿市の生活保護費の予算は,平成16年度が14億3,315万9,000円,平成17年度が14億8,491万5,000円,18年度が15億1,501万8,000円となっております。当然ながら,予算枠がないからといって,申請受け付けの段階で断ってないと信じてはおりますが,この事件を踏まえ,あってはならない事態ですので,確認の意味でも,当市の申請受け付け対応は相談者の身になって行われているのかを伺います。


○29番(大西克美君)  この問題の最後に,もし,不正受給が発見された場合の返還対応の内容はどうなのかを伺いたいと思います。


○29番(大西克美君)  ありがとうございました。
 今までの答弁で,鈴鹿市の対応がしっかりなされている現況に安堵しております。長い人生の中には,さまざまな予期せぬ出来事があります。特に今日の社会情勢においては,リストラや交通事故などの諸問題により,だれにでも起こり得る要因があります。また,人生の浮き沈みは決して他人事ではありません。悪いときの国民の権利でもある生活保護法の受給制度です。北九州市の大切な命の事件を肝に銘じ,決して怠らず,手落ちのないよう万全の体制で,事細かに親身に相談者の立場になり取り組んでください。
 他市での行政の苦い出来事により,常に我がふり直す心を持ち,特に福祉行政はしゃくし定規な考えでなく,あらゆるケースを想定し,市民対応に取り組んでいただくことを提言させていただいておきます。
 2点目,職員の健康管理と職場環境についてですが,地方分権の推進により,多くの権限移譲があり,おのずと市民ニーズの多様化もあり,また,職員の人員削減などにより,必然的に仕事量もふえ,職場における環境も随分と変化しつつあるように見受けられます。さまざまな要因はあると思いますが,健康を損ねた職員を最近は多く見かけます。特にメンタル面での病気の多さを感じ受けます。
 そこで,当市の職員の労働安全衛生体制,並びに新規事業,また,近年の退職者の状況をまずお伺いいたします。


○29番(大西克美君)  次に,1カ月以上の病気休暇などの休職状況の人数を,また,精神面――つまりメンタル面で悩む職員への対応策はどうしているのかを伺いたいと思います。


○29番(大西克美君)  ありがとうございます。
 このうつ病とか自律神経等が多々見受けられるわけですけども,この平成15年度を見てみますと,うつ病が6名,平成16年度が7名,平成17年度が9名となっております。また,自律神経症などを含めますと,もっと多くなってきております。それだけメンタル面での症状が多いということになろうかと思っております。
 それでは,さらに職員の健康診断などの健康管理はどのようになされているのか,そして,この要因も大きいと思われますが,職場環境による問題点はどのように考えてみえるのかをお伺いいたします。


○29番(大西克美君)  今の答弁でも,人間関係と職場環境という問題は大きいということでございます。
 最後に,この総合要因と判断される明るい職場,雰囲気づくりへの対応策をお伺いいたします。


○29番(大西克美君)  気軽に声をかけてやっていっていただくというようなことも答弁の中に入っておりました。ぜひ心がけていただきたいと思います。
 公務員としての自覚を再認識していただき,健康で日々100%の能力と労力で,市民のために還元できるよう,また,鈴鹿市政の発展を目指す上でも,職員一人一人の長所を最大限活用できる職場環境づくりの重要性をかんがみ,企業は人なりの根本である職員を,私は大切にすることが必然的に大きな費用対効果を生み出す最大要因と考えております。
 今後の地方分権の高度行政を執行していく上で,人件費などの包括予算をさらに有効活用させるために,大きな手だてとなるのではないのでしょうか。市長初め,約1,500人の職員が,健康で安心して,さらにやる気を引き起こせば,おのずと大きな成果が見えることは間違いないと確信いたします。
 来月に控えた新庁舎の竣工式を機に,もっと市民から感謝される職員に,また,よい意味での職員の能力開発のためにも,職場環境の基本を見直すことの重要性を提言させていただきたいと思います。
 市政向上のために,職員を大切にしましょう。できれば,議員も大切にしていただきたいと思います。
 次に,3点目の白子駅前広場の整備についてですが,この件については,都市整備部市街地整備課に早期着工できるように,常に声を大にしお願いをしておりますが,目に見えてきません。多くの市民から,「大西さん,白子の駅前がよくなるって以前から伺ってるけど,なかなか動きが形にならないがどうなってるの」と,また電話にても問い合わせがあります。そして,特に老人会の方々からは,ずっと白子に住んでいるが,昔より町の元気がなくなり寂しさを感じている。鈴鹿市も玄関口をつくり,市の活性化を図る目的があるなら,もっと早く取り組んでほしい。年寄りに生きる楽しみの活性力,元気の種が欲しいと言っておられました。実に私も同感であります。特急が停車する鈴鹿市唯一の玄関口の白子駅前広場の公共整備です。活性の起爆剤として,何とか早期にできぬものかと思案の日々でございますが,市民の方々にも御理解をしていただけるよう,いま一度,現在の進捗状況を尋ねます。


○29番(大西克美君)  それでは,今後の計画予定を年月ごとに,いわゆる詳細に伺いたいと思います。


○29番(大西克美君)  ありがとうございます。
 以前よりは詳細の答弁でしたので,ある程度,事業の流れの理解はできましたが,平成18年度版の第5次鈴鹿市総合計画の実施計画書に記載されております,事業の目的として,鈴鹿市の玄関口として相応しとあります。相応しですから,鈴鹿市にふさわしい玄関口のふさわしい玄関口の意味なんです。その市にふさわしい玄関口,つまり顔の部分ができないと,鈴鹿市全体としてのまちづくりが私は完成できないと判断できるのではないかと思っております。
 議員視察で数多くの先進市の市町村を訪問させていただいておりますが,そこの玄関口,つまりそこの顔を見れば,その市町村のまちのよさや特色がわかるようになりました。つまり,当市においても,一刻も早く,玄関の顔をつくる必要性があるのではないのでしょうか。まちに玄関がないのに,どのようにして観光客などの訪問客が来られるのでしょうか。当然ながら,市長も急いで対応せねばならないと思っておられるはずですから,事業年度を前倒ししてでも顔をつくるべきではないのでしょうか。年月をかければかけるほど,事の目的が薄れます。まして,関係する地元商店街などの周囲の体力の衰退につながり,悪影響を及ぼしかねません。活性がない病に,活性起爆剤としての光の注射で手当てをするのではないのでしょうか。
 この実施計画書は3年ごとの見直しがあると伺っておりますので,ぜひ,現実の周囲体力等も考慮していただき,前倒しの見直しをしていただきたいと思っております。
 さらに,この実施計画書には,総事業費が30億5,410万4,000円と詳細金額にもなっておりますので,綿密な計画であることや,取り組む姿勢は十分うかがえると思います。当然ながら,事業認可による国・県の補助金が最優先のことも理解しております。しかし,2015年には,団塊の世代が高齢者になり,医療・年金・介護などの社会保障財源の確保がより必要となり,年々公共事業費の削減により,補助金確保が難しくなる背景が目に見えております。全国の市町村も,間違いなくこの点に着眼しているはずと思われます。そのためにも,私は,今までの年月をかける通常行政手法ではだめであると考えております。当然ながら,賢明な執行部ですから,先見市把握されておられると思いますが,事を審議していく上で従来の司法機関を当たり前とせず,構造改革行政手法を取り入れ,早期対応をするべきと考えます。
 そこで,この先ほども御説明がありました事業進捗期間から推察推計しますと,まだまだ年月がかかりそうでございます。七,八年後の平成25年,26年ごろになると判断されますが,予定の最終完成年度はいつごろか伺います。


○29番(大西克美君)  平成25年ごろということでございます。やはり10年はかかるんですよね。しかし,今の時代の10年は一昔です。残念でなりません。当然ながら,執行部は一生懸命やっていただいているということはよく理解しております。しかし,10年は長いのではないかなというふうな感じをしております。
 平成16年の9月議会――つまり2年前ですが,私のこの質問に際して,市長は答弁の中で,空洞化が進む白子駅周辺地域の活性化をさせることが緊急課題であり,白子駅前広場の整備が重要であると発言されております。揚げ足を取るようで悪いのですが,この市長発言の中で重要なポイントはあります。それは緊急課題という言葉です。市長,緊急で10年は長過ぎではないのでしょうか。先ほどから申してますように,取り巻く周囲環境の体力や現況もぜひ加味していただき,従来手法でなく,県や市の審議期間短縮などの新たな手法を取り入れ,また,完成年度から逆算するなどの民間手法の取り組みを強く提言させていただきたいと思います。
 多々申し述べさせていただきましたが,最後に早期整備への民間手法導入についてなど,市長に一言答弁を求めさせていただきますが,私は,市長がよく言われる行政に民間手法を取り入れ改革していくという点では,まさしく,この事業経過期間が,この問題が当てはまるものではないかと思っております。熱意を持って事に当たるべきで,緊急課題と拝察させていただいております。ぜひ一言でも最後に御答弁を承りたく切望しておりますので,よろしくお願いをいたします。


○29番(大西克美君)  ありがとうございました。
 市長の強い熱望といいますか,お考えがわかってきております。私どもも重々把握しておるわけです。ただ,当然ながら,審議会等に審査をしてもらうわけでございますけども,その期間ですね――いわゆる鈴鹿市も都市計画審議会等がございますけども,年に数回しかございません。そういう年に数回ではなくて,県にも,もう少し何とかそういう機会を設けていただけるように,緊急の機会を設けていただいて審査をしていただき,そういう期間を詰めていただきたいというお願いでございます。
 真ん中あたりで申しましたけども,見るに見かねない活性がない病に活性の起爆剤としての光の注射で手当てをするということ,活性の起爆剤ということをよくよく御認識,もう一度御再認いただきまして,地域の活性化につなげていただきたいと思います。
 時間がありませんので,以上で終わらさせていただきます。
 ありがとうございました。