平成20年 6月定例会(第3日 6月10日)

○23番(大西克美君) 議席番号23番,市政研究会の大西克美でございます。
 まず,市民並びに皆様方の御協力により,佐久間前副議長とともに,滞りなく1年間の議長職を終えさせていただきましたこと,この場をおかりいたしまして,心より厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 また,後先になりましたが,ミャンマーのサイクロン,並びに中国の大地震と考えられない自然災害の大惨事,多くの犠牲者の方々には謹んでお悔やみを申し上げます。
 私は,市民の安心・安全のため,平素のチェック活動がいかに大切であるかを再認識し,議員として責務の重要性を痛感した次第でございます。
 それでは,通告に従い,F1再開整備についての質問をさせていただきますが,何分にも1年ぶりの一般質問でございますので,お手やわらかにお願いをいたします。
 また,この一般質問は23名の議員が行い,今までにない最高の人数でございますので,質問タイトルも重複をしております。私のF1再開整備の質問も,本日の午前中に森 喜代造議員が,あすの午後には池上茂樹議員が質問をされますので,私は,できる限り,鈴鹿への熱い思いを中心に,また,提言をさせていただきたいと思います。
 さて,昨年の秋,9月ごろだったと記憶しておりますが,鈴鹿市の将来を左右するかのごとき大吉報,いわゆるF1レースの開催が,隔年ですが,鈴鹿サーキットにて再開できることでした。鈴鹿市20万人の市民が,だれもが「やったー」と両手を挙げて喜んだことがきのうのように思い出されます。私ども議員も,執行部も,また,鈴鹿市民の多くの方々が,鈴鹿市にとってF1の再開がこんなにも大切で,かけがえのないものだったことを痛感し,再認識したのではなかったのでしょうか。
 私も,近所の人生の先輩でもあるお年寄りの多くの方々より,「大西さん,人間は失って初めて事の重大性を知るが,失ったものを取り戻したときは,命がけの努力で守ることが大切なこと」でと聞かされました。まさに,そのとおりであり,鈴鹿市内外の観光集客,経済効果への貢献事業であるF1の再開は,多くの方々の並々ならぬ努力でなし得たことであることをよくよく肝に銘じなければなりません。
 再開に際し,御尽力を賜りました多くの方々には,改めて心より敬意を表する次第でございます。
 F1は鈴鹿の宝であることを再認識し,二度と手放さないよう,事の重要性の観点に立ち,鈴鹿市の大事業として考えねばならないと思います。このことを根底に置き,F1再開に万全を期する決意で,鈴鹿市行政としても,できる限りの予算を組み,再開までの短期間に,敏速に最大限の努力をすべきであり,最大限の効果を得るべきと私は考えております。
 そこで,鈴鹿市の対応策,一連事業としての道路整備等のハード面から,交通規制,情報提供等のソフト面に至るまで,鈴鹿市各部局の取り組み状況はどうなのかをまずお伺いをいたします。


○23番(大西克美君) 森 喜代造議員と同じような内容の答弁でございます。ほとんど重複しておりました。
 産業振興部としては,ウエルカムSUZUKA F1推進会議を庁内に立ち上げ,また,鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会,30団体を近隣市・町の関係団体でそれぞれ立ち上げて取り組んでおるということでございます。
 また,土木部としては,通称,サーキット道路の部分2車線を4車線化に延長770メートルを平成23年度までに完成予定ということと,歩道拡幅整備として,延長1,000メートル,そして,伊勢鉄道StationName稲生稲生駅からサーキット道路までの歩道の拡幅120メーターを事業化していくということでございました。
 また,生活安全部としては,交通渋滞緩和対策等をやっていくということでございます。
 企画財務としては,コミュニティFMなどの情報提供での歓迎機運の盛り上げ,並びにシティセールスに取り組んでいくということでございました。
 ぜひお願いしたいと思います。
 しかし,私は,もっと積極的に,1,500万円の調査費をもっともっと有効利用して取り組むべきでないかと考えております。
 例えば,道路整備など,23年度と完成を決めつけず,来年の平成21年の再開時に間に合わせる意気込みで取り組むべきと考えております。ソフト面に関しましても,もっと創意工夫を凝らし,再開までのこの1年間にかける熱意が必要であり,極端に言えば,寝ても起きてもF1,F1と,F1ノイローゼになるぐらい,考えに考え抜いて開催整備をしていかなければならないのではと思っております。
 そこで,土木部に少しお伺いいたしますが,道路整備や歩道拡幅は,平成23年度の完成予定ということでございます。来年,2009年の再開に合わすことはできないのか,また,できないのなら,その理由をお伺いしたいと思います。


○23番(大西克美君) 測量用地取得,地権者の協力ということで,なかなか間に合わすことが難しいような御答弁でございましたけど,執行部も本当に頑張っているとは思いますけども,新再開後,2009年に苦情の出ないように,もっと必死さを持って取り組みをしていただきたいということで,このことを提言させていただきます。
 次に,F1マシーンやグッズなどのコレクションホールの新設について伺いますが,ここ近年の観光客の入り込み数が年々減少をしております。鈴鹿市内には,よい観光施設は多々ありますが,車のまちでもある鈴鹿市に適した新観光スポットの新設も大切なことではないかと考えられます。
 ここで,近年の鈴鹿市の観光入り込み客数を考えてみますが,平成18年度は450万3,876人で,平成19年度が403万1,211人でございました。入り込み数のピークは,平成3年の535万5,240人で,そのピークの当時から比較いたしますと,132万4,029人の減少になっております。ピーク時からのこの17年間での減少は大き過ぎではないのでしょうか。当然ながら,執行部も対策は多々練られてきたのでしょうが,年間7万7,884人の減少結果になっております。費用対効果の言葉が行政にはつきものですが,結果から見ても,費用が使われてきていないのではと私は考えております。
 もう少し深く考えてみますと,県営,いわゆる県の施設でもあるスポーツガーデンの入り込み数は,平均26万人でございます。しかし,平成10年度からの施設でありまして,入り込み数ピーク時の平成3年には,この施設はありませんでした。この県営スポーツガーデンは,平成18年4月から,指定管理者制度により,三重県の体育協会が18名の職員で管理,運営をしていただいておりますが,鈴鹿市からの補助金は出ておりません。現在の鈴鹿市の観光入り込み数は,この施設の年間平均26万人も入っております。いかに鈴鹿市の観光入り込み数が大きく減少しているか,おわかりいただけるのではないのでしょうか。このことが,将来の鈴鹿市の健全財政を脅かす一要因にもつながくってるのではないのでしょうか。
 ちなみに,F1の観光客数を紹介させていただきますと,平成17年は,金曜日が5万4,000人,土曜日が11万人,日曜日が15万6,000人の合計32万人で,平成18年度が,金曜日が5万7,000人,土曜日が14万3,000人,日曜日が16万1,000人の合計36万1,000人でございました。これだけの短期間の集中動員数のF1効果です。これだけの集客力を持つ事業がほかにあるのでしょうか。私は,もっともっと大切に考えねばならないと思っております。観光集客対策は,守るだけでは衰退になり,時代に応じた攻めの行政もよくよくかんがみる必要があるのではないかと考えております。
 しかし,それは,むやみに事業展開をすればよいのではなく,創意工夫が当然ながら大切であります。F1鈴鹿の特質を生かしたコレクションホールの新設は,まさに鈴鹿らしさに適していると考えられます。
 ちなみに,茂木のコレクションホールを調べてみましたが,年間20数万人の入場者があるということでございます。鈴鹿F1コレクションホールの新設は,ピーク時の観光集客復活への第一歩と考えられます。また,鈴鹿市内には多くの優良企業がありますが,その中でも,車の企業でもおる本田技研工業の鈴鹿工場が鈴鹿市に進出をして,翌々年の2010年には,50周年を迎えることになります。このようなめでたいことが追い風要因となり,さらには鈴鹿市の玄関口整備でもある白子駅前周辺整備など,多くの好条件が整います。今こそ,ぜひ力を入れるべきであると考えられますが,F1コレクションホールの新設について,どのように考えられておられるのかをお伺いいたします。


○23番(大西克美君) 茂木に持っていったものを,また持ってくるのではなくて,新たに設置をしていくということでございます。
 鈴鹿市の観光振興基本計画で,乗り物ミュージアムの創設を掲げておられます。
 しかし,設置時期やタイミング,さらには機運が非常に大切であるということは申すまでもありません。
 また,鈴鹿商工会議所においても,モータースポーツミュージアム建設への調査研究が平成20年度の事業計画に盛り込まれており,鈴鹿市に協力を求めてきております。
 私は,鈴鹿市が観光面でも,もっと強い鈴鹿市になることで,鈴鹿市の経済発展につながるものと信じております。人が来れば,人が活発に動けば,あらゆるものが動き,物事が活性をいたします。この活性の風が,強いては市民の活性につながり,市民に還元できることであると思っております。いまいち元気のない鈴鹿市に新しい風を取り入れ,元気な鈴鹿市を目指し,まちを活性化するべきと考えております。ぜひ,鈴鹿市が中心となり,関連団体を引率するべきであるのではと考えております。
 市長は,所信表明で,F1再開に強い思いを述べられておりました。私は安心をしておりますが,私は,市長の強い思いをぜひ実行につなげていただきたいと考えております。来年,2009年の再開にかける熱意が必要でないかと思います。2009年の開催が今まで以上の大成功のものでなければ,2011年は考えられないように思うべきであります。この事業が鈴鹿市の活性事業と認識し,全力で取り組んでいく,全力投球で協賛すべきであろうと考えております。
 冒頭にも申しましたが,隔年開催の吉報をこの耳にした,あの感激をよくよく思い浮かべ,もっともっと市として対応に力を注ぐべきでないかと考えております。
 ある企業が,200億とも言われる大きな投資をして頑張っております。鈴鹿市として財政的にも,もう少し力を入れて取り組むべきではないのでしょうか。2009年の大会は,新たなスタートであり,新生F1鈴鹿です。2011年ではなく,2009年にかけなければならないと考えております。
 最後に,市長,意気込みの再確認をさせていただきたいと思いますので,熱意を持っての答弁を,時間は余りありませんが,よろしくお願いを申し上げます。


○23番(大西克美君) 最後に,市長に意気込みを伺いました。なかなか前向きに前進しておもてなしの心,企業観光,また商工会議所,そして本田技研と協力して,コレクションホールの方にも,しっかり考えていっていただくということでございましたので安心をいたしました。
 最後に,市長の熱い思いがわかりましたので,その熱い思いを全職員にもっともっと訴えていただき,2009年に向け,市長を初め,職員が一丸となって全力で取り組んでいただきますよう提言をして,私の質問を終わります。
 ありがとうございました。