平成21年 9月定例会(第5日 9月10日)

○23番(大西克美君) おはようございます。
 最終日のトップバッターでございます。
 よろしくお願いをいたします。
 季節も秋になり,朝夕がめっきり涼しくなりました。季節の変わり目でございますので,執行部の皆様も,議員の皆様も,市民の皆様も,体を気つけて,特に執行部の皆様は業務に励んでいただきたいと思っております。
 特に市長・副市長は激務でございますので,体を大切に仕事に取り組んでいただきたいと思います。
 それでは,質問の方に入らさせていただきます。
 議席番号23番,市政研究会の大西克美でございます。
 自民党中心政権から民主党中心政権に移行する世論の大きな風により,社会形態が大きく変化しつつあり,これからの地方自治体の役割も,今まで以上に市民中心の市政運営が望まれております。
 市民が求めているものは何なのかを真剣に考えて,さらには,市民生活の実態を常に把握し,困窮する市民には,いつでも手を差し伸べることができめる繊細な行政を目指す,そのような市政運営に努めなければならないと思います。
 このような市民の立場を思いやる観点に立ち,通告に従い,質問をいたします。
 1点目は,鈴鹿市の上水道について,伺います。
 2点目は,白子駅前広場整備事業について,それぞれ質問をいたしますので,よろしくお願いをいたします。
 まず,1点目の鈴鹿市の上水道について,伺います。
 まず,滞納による水道停止について,伺います。
 市町村自治体の公営事業として,全国的に水道事業が営まれておりますが,目的は,言うまでもありませんが,市民の生命の根源でもある重要な飲料水として,市民生活に安定供給することが水道法にて定められております。また,受益者負担で運営する公営事業会計として,自立事業であることも言うまでもありません。
 国の水道法第15条や市の水道条例の第33条により,料金滞納者には給水停止が定められておりますが,鈴鹿市において,滞納による給水停止までの業務の流れはどうなっているのかを,また,未収金は,どのぐらいあるのかをまずお伺いをいたします。


○23番(大西克美君) 昨年の平成20年度の給水停止件数は553件であります。非常に多いように思われますが,1件の家庭で1年間に給水の供給停止が何回も繰り返される実態で,重複カウントされていると常識判断でできます。未収金の2,977万4,027円も滞納整理として面談を重ねた1年間の営業努力が実を結び,平成19年度の約1,900万の回収実績を見ても,未収金は少なくなっていくと考えられます。
 水は,生命の根源ですから,給水停止がなくなるように,今後も市民生活状況に応じた営業努力での未収金収納をお願いをいたします。
 3カ月間,未納が続くと水道停止になりますので,御注意願いたいと思います。
 次に,コンビニの収納量について,お伺いをいたします。
 平成12年度から,コンビニで水道料金を納められるようになり,約10年間経過したわけでございます。多くの市民の方々から,非常に便利でよいと伺っております。
 そこで,収納状況はどのぐらいあるのかをお伺いいたします。


○23番(大西克美君) 調定件数も,収納金額も年々ふえており,導入時の平成12年の収納金額が1,160万1,294円で,昨年の平成20年度が3億676万1,851円とのことでございました。この10年間で,30倍の方々が利用されているということでございます。
 市民の方々の納付利用が非常に多くなったことがわかります。今後の期待も大きなものがあるのではないのでしょうか。
 コンビニの手数料が1件,54円,プラス消費税の56.7円なので,24時間のコンビニ体制と職員の人件費を換算しても,十分に費用対効果が見込めます。よりよいシステムであろうと思います。
 ところで,1点だけ確認の意味でもお伺いをいたしますが,納付の延滞料金が気になりますが,コンビニでは延滞の金額がわからなくて受け取れない疑問も出てくるわけですが,私は,税と料の違いなので,延滞料金はかからないのではないかと思っております。確認の意味でお伺いをいたします。
 さらには,全国の全コンビニで利用可能なのかもお伺いいたしたいと思います。


○23番(大西克美君) 全国の大手のコンビニ15社で,社名は納入通知書の裏に記載をしてあるとのことでございます。
 市民の皆様は,ぜひより活用していただくように,この場をおかりして,PRをしておきます。
 次に,濁り水の対策についてですが,近年の24時間対応の市民生活の変化により,従来に行われていた水道管の清掃作業,つまり,大規模洗管作業ができなくなって,最近特に水道の濁りが多いように思われます。メルモニに,「どこどこ地区で濁り発生」とのお知らせが,たまたまよくあります。おいしい水を安定供給する義務があるのに,濁り水はよくないと,私は思っております。
 原因は,管内に鉄,マンガンが付着するためであると思いますので,やはり除鉄,除マンガンの装置を送水場に設置することが解決策になると思います。
 そこで,今後の対応策について,お伺いをいたします。


○23番(大西克美君) 昨年の11月の全員協議会にて説明を受けております,平成22年度からの平田送水場の全面的更新時に,除鉄,除マンガンの装置を設置できるので,濁りがなくなるとのことであります。非常に安心をしております。
 しかし,この装置も数億円かかるとのことでございます。市民への確実な給水供給ですから,早く事業着手できるようにして,濁りのないように努めていただきたいと思います。
 次に,水道料金の値下げについて,お伺いをいたします。
 過去10年間,鈴鹿市は水道料金の値上げをせず,現在に至っておるわけでございます。逆に,現在の社会状況をかんがみ,景気対策の一環として料金の値下げは考えられないのか,また,大口利用者への減額について,どのように考えてみえるのかもお伺いをいたします。


○23番(大西克美君) 景気の悪化で,市民の節水意識が強まっている現況で,水道事業の決算書によりますと,平成19年度の給水収益が38億7,700万円で,平成20年度が37億8,400万円となっております。比較いたしますと,9,280万円の減額,いわゆる収入減になっております。
 原因は,いろいろ考えられますが,夏の冷夏や節水によるもので,また,今後の傾向も,水量半分での新製品の洗濯機や人口減少要因なども加わり,収入の減少状態が考えられます。
 私は,水道料金を安くして,多くの水量を利用していただき収入増を見込むのか,それとも現状料金で収入の減少を今後も見込んでいくのかという二通りが想定できると思っております。
 答弁では,景気対策の減額実施は難しいとのことでございました。しかし,この問題は,よく検討する余地があるのではないかと思っております。
 それから,大口利用者の料金抑制についても,私の考えといたしましては,抑制実施するべきと考えております。
 特に私どもの海岸の近くにまいりますと,鈴鹿のノリをつくっております。非常に多く水も使います。きょうのニュースを見てますと,石油の値上がりが,だんだん年末にかけて多くなってくるとのことで,利益が出ない。何のためにやっとるかわからないというような御意見等も,よくよくちょうだいいたしますので,私は,この料金体制についても考えるべきではないかと思っております。
 使用料がふえれば料金が高くなる逓増方式は,なかなか理解できるもんでもありません。一般的には,物を多く購入すると,1個の単価より当然ながら安くなるのが常であります。なぜか,私は理解できませんが,公営企業事業として,設備の資本投下は当然のことで,逓増方式では多く使用すると多額の設備投資が必要なので,償却費用も必要だから料金が高くなるという,この逓増方式,私は,何か公営企業に反するように思えてなりません。何とぞ,また,検討していただくようにお願いをしたいと思っております。
 それでは,角度を変えて考えてみますと,大口顧客が減少をしてくると,小口的な市民の負担増にならないか,市民の水道料金の値上げにならないかが心配であります。景気が悪いので値下げを,また大口利用なので値下げをと質問しているのですが,逓増方式等の考えがなかなか理解できませんので,再度お伺いをいたします。


○23番(大西克美君) ちょっと時間が押してますので,早目に伺います。
 日本水道協会や厚生労働省の動向をよく見て検討していくと,慎重に検討していくという答弁でございました。
 できれば,私は,日本水道協会や厚生労働省に,収入減で困っているのでということで,こちらから要望をしていっていただきたいなというふうに思ってます。これは,全国的な自治体の共通意識ではなかろうかと思っておりますので,よろしくお願いをいたします。
 次に,独居老人の安否対策についてですが,高齢社会により,ひとり暮らしの老人が大変多くなっている現状,孤独死が増加をしている現況にて,人は朝目覚めますと洗顔をし,食事時にはお茶を飲み,さらには入浴,洗濯など,日常生活に水は欠かせません。
 そこで,水道メーター検針により,孤独死対応の安否確認ができぬものなのかとずっと思案をしております。水道メーターが一定期間作動していないと,当然ながら,水を使用してないことになり,生活の異常状態がわかるわけでございます。また,高齢者などには対応のできない,目に見えぬ床下・地中での大量の漏水,大量による漏水などによる料金の減免,いわゆる軽減措置はないのかどうか,それをお伺いいたします。


○23番(大西克美君) 鈴鹿市は,約8万世帯で,水道を使用していない家庭は,ほとんどないと思っております。
 2カ月に1度の検針業務を承知しております。漏水等,異常水量の調査報告並びに使用者への連絡,メーター異常の調査報告はあるということでございますし,また,個人情報保護法により,難しいという答弁でございました。
 しかし,検針メーターの異常で回り過ぎとか,停止状態の違いだけで,双方ともメーター異常だと私は思います。
 そこで,そのようなときには調査報告が必要だと思っておりますので,私は,行政として横の連携を保ち,福祉部門とデータ提供して協力し合って,早期問題の解決の一手段として取り組んでいくべきと考えておりますが,いかがなものでございましょうか。


○23番(大西克美君) ぜひ検討をお願いしておきます。
 ちょっと時間がございませんので,最後の問題ですが,一つ提言だけさせていただいておきます。
 公営事業ということで,公営事業の観念を求めたかったわけでございますが,私から一つ提言として申しておきますので,よろしくお願いをいたします。
 水道事業は,安全な安定給水に邁進することは目的であることでございます。市民を主体とする水道事業でも,市民の福祉的貢献ができるのであれば,また,自分たちのまちは自分たちで守る精神から,できることは率先して取り組むべきで,地方分権の時代,独立採算の公営企業であろうと,一般事務事業であろうと,鈴鹿市民の暮らしを守る職員による安心・安全の業務に違いはありません。現に,消防業務でも,救急業務ならず,証明書発行の援助業務を遂行している現況もあります。本来の目的業務に支障の来さない限り,できることは取り組む必要があると認識を持つ,そのような繊細な行政を目指す時代であります。
 市民なくして公営事業も成り立ちません。時代とともに,市民は変わりません。変わらないのは市民であります。横の連携を強化して,高齢社会問題など,市民ニーズの複数対応にできることを新しい心構えの認識を持つ業務に励むことを提言させていただいておきます。
 2点目の鈴鹿市の玄関口,白子駅前広場の整備事業について,お伺いをいたします。
 白子駅前広場の整備は,西口を主体とする整備で,現在の2,100平米の広場を5,400平米に広げ,駅前歩道幅を7メートルに,商店街入り口の南北道路を,これを17メートルに,それぞれ拡幅し,広場内も大幅に実用整備する事業であります。総事業費32億円にて,平成25年度の完了を目指すものでございます。特急の停車する鈴鹿市の玄関口として,市民の関心度も非常に高く,期待感もあります。
 まず,整備現況について,お伺いをいたします。整備の進捗状況をよろしくお願いいたします。


○23番(大西克美君) 時間がございませんので,今後の整備より,今後の課題について,お伺いをしていきたいと思っております。
 現在は,用地補償をする件数が総件数80件あるということで,50件と交渉して36件の締結をしていただき,合意を得ているのが10件,交渉継続中が4件ということで,さらに今年度中に14件と交渉開始し,総件数の80件のうち,64件の用地補償交渉を進めていくということでございました。
 それで,私は1点気になりますのは,もちろん用地を確保していくことは第一なんですが,交渉継続中のところがあるということです。順調にいっているような感じでございますが,少々,私は疑問を持っております。
 現在,白子駅西口前にバス乗降所があります。その南側にビルが3棟建っておりますが,この秋のF1開催終了後,これら2棟の取り壊しが開始されていくそうでございます。駅口に一番近い,バス停の前の1棟が交渉継続中ということで,そのままの状態なのです。この1棟は,一番初めに行政が用地交渉に入ったビルで,継続中の進展度合いが気がかりでなりません。当然ながら,用地交渉は行政としても,相手の思いもあることですから,御協力していただくには大変な苦労があろうかと思っております。職員も頑張って,日々努力やっているのでしょうけども,現状は心配でなりません。なぜなら,鈴鹿市の新設道路の平野三日市線,さらには,玉垣秋永線など,用地補償で一時凍結状態の事業例もございます。非常に心配でございます。
 それだけ難しいと言えば,それまでなんですが,駅前広場ということで,多くの市民に不便をかけてしまいます。大きな事業ほど問題点はあろうかと思っておりますが,私が思っておりますのは,鈴鹿市のその対応策に問題があるのではないかと危惧をしております。それは,担当職員等が用地交渉に何度か当たっておる間に,何らかの問題が発生してきて継続中になるということでございます。その間,そのときに上層部に,いわゆる市の市長,副市長に経過報告するものと思っておりますので,そのときに,相談を受けた市のトップが協力依頼に私は出向いて,対応していくべきではなかろうかと思っております。
 この白子の駅前広場の整備事業は,総事業費の80%が用地補償であります。事業の成功の有無は,100%用地確保と言っても過言ではありません。交渉の行き違いなど,いろいろ発生したときには,市が総力を挙げて問題解決せねばならないと思っております。
 そこで,多分,職員から報告を受けておられると思います。担当の角南副市長,交渉に行かれているのか,考えをお伺いをいたします。


○23番(大西克美君) 私の時計が早いのかな,5分あります。
 やっぱり先ほども私申しましたけども,鈴鹿市の中にも,いろいろ問題あるわけですよ。いわゆる用地交渉,これがやっぱりスムーズにいかないと事業は成り立たないわけなんですよね。やっぱりね,職員の方々は皆,一生懸命行って交渉されておるんですけども,その報告を受けた時点ね,やはり担当副市長というものは,私は出かけて,副市長がお願いしますと言ったら,大分違うと思うんですよね。副市長や市長は,この事業を遂行するという責任から,もっと出かけて交渉するべきと思いますが,その点いかがですか,副市長,行かれるか。


○23番(大西克美君) 必要があればじゃなくて,必要に迫られてるね。やっぱりそこら辺をもっと考えて,今,鈴鹿市は2人制の副市長をとっとるわけですよ。担当所管もあり,半分でいいわけですよ,市政の。その市政の半分をやっぱりね,全うしていただきたいと私は思うんですよ,責任感を持って。それで,市民にもっと誠意をやっぱりトップから見せないと,こういう交渉事はできないと思っております。
 物事は,ぜひこれから行ってくださいね。物事は,小さな芽のうちに解決するべきで,大ごとにならないように,事の重要性をよくよく認識し,早急なる対応が何よりの良策であります。つまり,市長,副市長が出向き,用地協力の交渉をしていただき,速やかに事業進行することを私は切に願っておりますし,市民も願っております。
 最後に,川岸市長に,この事業は,おひざ元の白子でありますのでね,この事業に関しての意気込みと,これからの用地補償についての決意を最後に求めたいと思っております。


○23番(大西克美君) 地元の議員として,白子議員団4人おりますし,鈴鹿市の議員全員の玄関口の問題ですから,特に私ども地元としては頑張っていく所存でございますけども,やはり議員の立場からしますと,行政の,そのチェックをしていかないかん。事業を年度別にずっとチェックをして,つまずいてるときは指導して正していかないかんと,私は思うんですよ。
 それで,鈴鹿市役所が一丸となって,やっぱりやるべきと思います。行政で職員が行って困ってる問題は,やっぱりトップ,ナンバーワン,ナンバーツーが行って,その事業に御理解を求めて事業を推進していただきたいと思いますので,よろしくお願いを申し上げまして,質問を終わります。
 ありがとうございました。