平成21年12月定例会(第4日12月 9日)

○23番(大西克美君) こんにちは。
 議席番号23番,市政研究会の大西克美でございます。
 昨年のリーマンショックにて世界経済が急激に落ち込み,職を失う厳しい出来事,いわゆる全国的に異常なまでの雇用問題が急浮上し,さらにはことしのドバイショックにより,円高,株安の非常事態となりました。また,国内では,デフレスパイラルへの突入による物価安の状況下にて,企業収益減により,経済が縮小するなど,非常に困窮しております。
 この現象は,鈴鹿市政の特有でもある,自主財源60%の比率にも大きな影響を及ぼしており,財政難の状況であります。
 そのような中で,市民サービスの低下を招かないように,創意工夫の知恵を最大限に発揮し,新たな財源を確保する方向性に目を凝らし,努力する必要があります。
 このようなときにこそ,鈴鹿市内の状況を冷静に見詰め,地域の活性化を促進する新たな方法を用いた観光行政の推進対策に着手し,財源確保のため,観光入り込み数増加対策を求めることが一番の手段と私は考えております。
 このような観点から,観光行政の推進について,また,内部の足元を見詰めた危機管理に力を注ぐ観点から,休日の許可証の発行について,大きく2点を質問をいたしますので,簡潔で明快な答弁を求めます。
 それでは,まず,1点目の死亡届に関する許可証の発行についてをお尋ねいたします。
 土曜日,日曜日,祝日,いわゆる本庁窓口が閉まっている休日の窓口対応についてでございます。
 1階北入り口の防災センターで受け付けておりますが,埋火葬の許可証,斎苑,霊柩車の使用許可などの現況はどうなっているのかを,まず伺います。


○23番(大西克美君) 受付使用許可,埋火葬許可証等を警備会社,シルバー等の民間に業務委託をしているとの現況でございました。
 私の調査によりますと,平成6年までは,職員が交代で受け付け対応をしておりました。平成7年から現在の民間委託での対応になっております。
 それでは,職員対応から民間対応に変えた,その理由はなぜなのかをお伺いいたします。


○23番(大西克美君) 負担が大きかったこととか,いろいろシルバーでも,OBとかというような御答弁でございましたが,県内各市の状況などを調査して,民間にかえたとのことでございます。
 四日市は嘱託職員を置いて対応をしております。
 しかし,この業務委託が本当に正しかったのか,少し内容を整理してみますが,現在の土曜,日曜,休日は,本庁窓口が休みなので,1階北入り口の防災センターで民間に業務委託をして,市民の埋火葬の許可証,斎苑,霊柩車等の使用の許可等を受け付けて,民間業務委託の人が許可証を市民に発行しているわけです。民間業務委託の人が許可証を市民に発行しているわけです。
 私は,どうしても,この点が納得できません。
 当然ながら,許可証等は市長公印の押されている書類であり,公文書ですから,民間の人が公文書扱いの許可証を発行するのは筋違いと思っております。
 つまり,職員身分がなければ発行できないと私は判断しておりますので,今すぐにでも民間業務委託を取りやめて,嘱託職員等の職員身分のある人を配置するべきではないのでしょうか,考えを伺います。
 また,冒頭の答弁にもありましたが,平成18年に公共サービスの改革に関する法律が施行され,そして,平成20年に内閣府の公共サービス改革推進室より民間委託することが可能な業務の範囲等についての通知を受けております。
 その中を見させていただきます。
 主なものを述べますと,具体的には,民間事業者が業務を実施する官所内に市町村職員が常駐し,不測の事態等に際しては,当該職員みずからが臨機適切な対応を行うことができる体制とすることが考えられると。つまり,臨機対応ができる職員がそばにおらないかんということ。もしくは,法律に基づく原簿等の管理等は,市町村職員がみずから責任を持って実施すべき業務は確実に行ってくださいというふうな通達を受けているではないですか。民間が発行してはいけない,職員身分のある者でなければいけないということでございます。ですから,結論的に,職員が対応することとされております。答弁を求めます。


○23番(大西克美君) 成果を上げていたというような内容でございましたが,しかしやはり,先ほども申しましたけども,職員の身分を持つ者でなければ発行はできないんですよ。そこをよく考えていただきたいと思うんですけどね。まあこの問題は,職員身分の者を配置していただくようにとの人事の関係なので,総務人事課の答弁を求めます。


○23番(大西克美君) 今の答弁ですとね,他市とのこととか,いろんなことを言われておりますけどもね,非は非で認めやないかんのやないですかね。私は,そういう市長印の押されている公文書的な許可証の発行は,職員身分のない者が発行することはだめですよということを言うてるんですよね。それは,間違ってるのか,合うてるのか,答弁ください。


○23番(大西克美君) 非はあるわけですから,速やかな訂正を望みたいと思うんですよね。でないと,職員身分のない者が勝手に発行しとったら,公務員が成り立たないじゃないですか,組織が。そこら辺だけお願いしたいと思いますけども,早急対応していくということでございますので,よろしくお願いしたいと思います。
 この質問の最後に,一言,厳重注意的なことですが,費用対効果を求めて効率のよい税金の使い方は,決して悪いことではなく,むしろ,私どもも歓迎するものですけど,職員の必要人員確保で行政を執行する根本をよく把握して,何事も民間委託ではなく,公務員としての自覚や権限を再認識し,市民のニーズのさらなる対応に努めていただきたいと思いますし,鈴鹿市政の危機管理の再点検を速やかに行うことが必要であります。
 さらに,私は,この問題は特別な面があると思っております。それは,市民の生命に関する大切な人の死に関することなので,丁重に,厳粛に扱う心を持って対応するべきと考えております。
 民間委託でなく,早期に職員対応に改めることを提言しておきますし,担当の副市長,松原さんですね。松原副市長に,非は非として認め,私は市民におわびするべきであり,職員身分の対応に,早期改めるのか,決意をお伺いいたします。


○23番(大西克美君) 今,通達があったということを認めて,甘く見ておったということです。本当にそのとおりなんですよね。職員の業務,権利,権限,そういうものを履き違えないようにして,効率だけを求めるのではなくてね,やっていっていただきたいというふうに思います。
 次に,2点目の観光行政の推進について,お伺いいたします。
 厳しい今日の社会状況において,私は,財政面でも,雇用面でも,経済対策面でも,新たな観光行政の推進が重要施策であり,増収増の対策につながるものと思っております。人が集まれば,数多くの物品が流れ,にぎわいが発生し,地域の活性化になると信じております。
 ここで,いま一度,鈴鹿市の観光客入り込み数を見てみますが,平成3年度がピークで535万5,000人,平成20年度,402万1,000人,この17年間で133万4,000人の減少であります。これは,大変重要な問題で,つまり1年間に約7万8,470人ずつ減少している非常事態であります。
 私は,不思議でなりません。なぜ鈴鹿市の行政は,133万人も減少している観光行政に,もっと目を向けて対策強化をしないのでしょうか。鈴鹿市は,自動車の大手である本田技研がございますが,本田技研の恩恵に甘んじて,そのような気持ちが心の底にあるのではないのでしょうか。もっと自立できる行政を目指すべきではないのかなというふうに思います。
 市長は,この大切な資源の減少をどう思っているのでしょうか。私たちの先輩の方々が苦労して,努力して築き上げられた大切な観光資源であります。もちろん時代背景の要因は,多々あると思われます。しかし,133万人の減というのは大き過ぎます。職員一同,よく反省して,自立する鈴鹿市を目指し,観光行政を推進する責務が,私はあるのではないかと思っております。
 このような状況を踏まえて,1点目のフィルムコミッションについてお伺いいたします。
 この件については,平成16年の6月議会で質問をさせていただいておりますが,5年間経過して,どのような現況と成果が得られたのか,お示しください。


○23番(大西克美君) 随時,メディア等への情報発信を行っているということで,県内は6市が行っているということですね。
 豊かな資源とか,海・山,文化,そういうものの重要性はわかっておられるのだなということがわかりました。
 それでは,成果が出ておりませんので,もっともっと創意工夫をする必要があるのではないかと思います。成果が出ないときは,推進方法を見直すべきではないのでしょうか。
 それでは,今後,どのような展開を考えているのか,お伺いいたします。


○23番(大西克美君) 民間主導の設立が望ましくて,フィルムコミッションの活動が低調になっているという考えですね。それで,他市調査を研究するということですが,私から言いますと,意気込みが全然ない。やっていく意気込み。調査,研究ばっかりの答弁とかね,民間主導でとか,そういうことを言ってるときじゃないのやないですか。133万人も減少している現況ですよ。
 昨日の議会でもありましたが,F1の入場者数が21万人,2006年の36万人に比べて,マイナス15万人になっている。シティマラソンは,少しふえて7,000人ぐらいになってきている。それでも,133万人の減なんですよ。
 今,133万人の観光客が鈴鹿へ来ておったら,もっと地域が活性し,鈴鹿市政も潤うんじゃないですか。なぜこういうことで考えないんですか。
 それと,民間主導,当然,民間主導でいいのかもわかりませんけども,先行き不透明な,このような時代に,企業に元気がないのは当然のことですよ。こういうときこそ,私は行政が主導して引っ張っていくべきではないのか。自分たちのまちじゃないですか。行政は何をするんですか。調査研究だけでいいんですか。もっと真剣に,この状況をかんがみて,頑張らねばならないと私は思っております。
 次に,映画制作会社や広告宣伝企業へ,いわゆるPRですね。どういうふうな方法をとっているのかを伺います。


○23番(大西克美君) 持ち時間が余りありませんので,ずっと尋ねていきます。
 情報提供はしているが,成果が出てないわけでして,私はもっとインパクトのある専用パンフレットを作成するべきと考えますが,いかがでしょうか。


○23番(大西克美君) 消極的ですよね。費用がかかる,財政難で,パンフレット幾ら要るんですか。
 次に,2点目のF1コレクションホールの新設について,この問題も昨年の6月議会で質問をしております。なかなか進展しないので,再度質問をいたしますが,モータースポーツのまち鈴鹿,F1の開催市としては名声はありますが,さらなる観光集客の増加対策として,コレクションホールは重要と考えますが,どう思っているのか,伺います。


○23番(大西克美君) 厳しい状況下や観光入り込み数が減少しているからこそ,こそですよ,私は,鈴鹿市の活性化のために必要であると思っております。鈴鹿市も観光振興基本計画にも載せてるじゃないですか。こういう状況だったら,つくり直しなさいよ。何のための計画なんですか。乗り物ミュージアムの創設,載せてるじゃないですか。その後,じゃ,こういう景気になったら,どういう基本計画がええか,見直しなさいよ。さらには,鈴鹿市商工会議所もコレクションホールの設置を重点事業に置いております。しかし,鈴鹿市の決断が出ないため,進展していかないんですよ。進展しない理由を伺います。


○23番(大西克美君) 商工会議所とね,連携を保ってやっていっていただきたいと思いますけども,私も商工会議所の常務と話してきておりますけども,鈴鹿市がやる気ない。連携を保ってと言うなら,もっと話をしに行かないかんやないですか。何度行ったかわかりませんけども,そこら辺はよく気をつけて,本当に頑張ってやっていっていただきたいと思います。
 次に,観光客数増を目指すためにも,専属の職員による数名のプロジェクトチームを結成するべきと考えますが,伺います。


○23番(大西克美君) 何を提案してもね,民間主導,民間活力と答弁が返ってきますよね。本当にどうもやる気が見えてこない,行政の。産・学・官と連携してとかね,調査,研究をしてとかね,何年かかっておるんですか,何年やっておるんですか,調査,研究。もっとね,何と言うのかな,133万人といったら,すごいんですよ。これだけの人が鈴鹿へ来んようになったということをもっと認識しないと。もちろん時代背景はありますよ。どんな時代背景があろうと,ずっと家の中にいるわけではないですから,いいところへは出向いてきますよ。半分でも戻す努力できないんですか,1割でも。
 だから,私は,二,三名でもいいから,専用のプロジェクトチームで,毎年10万人増を考えるような,そういうチームを結成し,1年間それに没頭させるチームをつくったらどうだということを言うてるわけですよ。そんな余分なことをいろいろするからできないというんじゃなくて,その没頭させるチーム,全国どこへ行ってもろてもよろしいじゃないですか,職員2人が。年間10万人ずつふえるような努力をしたら戻っていくじゃないですか。まあそういうことで。
 次には,せっかく現在来ていただいている鈴鹿市への観光客を大切にするためにも,1時間,2時間などの周遊コースのパンフレットがありません。どこへ行っても1時間,2時間,3時間のモデルコース的なパンフレットの紹介があります。観光客に親切心がないと私は思いますが,速やかに周遊モデルコースを作成するべきと考えますが,お伺いいたします。


○23番(大西克美君) まあ初めて意見が一致したんですよね。新しいモデルの観光コースの企画を進めているということでございました。先ほどは,何か新しいパンフレットつくったらどうやと言ったら,財政難であきませんというような答弁,何かわけがわからんのですが,結果的に,やっぱり来ていただいている現在のお客さんも大事にしないとね,これ以上,減になったら困りますから,だから,1時間コース,2時間コースの周遊モデルコースを作成して,いろんなところへ配布してくださいということでございます。
 問題は,この問題は133万人という観光客数が減少した重要性を本当に職員が理解しているのかということなんですよね。観光行政の推進は必要と考えている。調査,研究はしている。商工会議所や観光協会とも連携をしてやっている。しかしね,本当に行政の意気込みが伝わってこない。もちろんね,中でも言いましたけども,民間活力を得てやるということも大事なんですよ。しかし,今の現況を見てくださいよ。民間企業にどれだけの体力があります。その間に減少してきますよ。何らかの強化対策を打たないと,だから,やれるときは,私は行政主導でもいいんじゃないかと,時代背景によっては,というふうに思っておるんですよね。ここをはっきり自分たちでよく把握してやっていかないと,活性化するまちづくりはできないですよ。
 それと,先ほども言いましたが,鈴鹿市の観光振興の基本計画,時代のええときにつくったものでなく,その状況に応じてつくり直して,真剣味を出して取り組まないといけないですよ。言葉は本当にたやすいんですよね。133万人減少しました。あの手,この手と努力してる形跡が一つも見えない。もっともっと本当に真剣になりましょうよ。これ以上衰退したら,鈴鹿のまちはやっていけないですよ。
 ですから,従来と違うやり方で見直す,ともかく見直す,成果が出てないんですから,見直す,そしてもっとね,創意工夫をする必要があると思います。今のままではだめなんだという気持ちをよく持っていただきたい。それに,今の時代,職員に求められるのは,問題解決能力の時代なんです。知恵の時代から問題解決能力の時代,困ったことが起きたら,それに解決していくような時代なんですよ。
 ここら辺を少し,もう少し認識していただいて,最後に川岸市長,申しわけございません。考えてはいただいていると思うんですけども,133万人の減,観光客数の現況に,実態に対して,鈴鹿市の首長としてね,今後,どのようにしていくかということをお伺いいたします。


○23番(大西克美君) 市長の方針がね,そのように前進していく方針ですのでね,伺いまして,安堵はしておりますけども,もう少し早くね,どっかで気がついて手を打たないとね,ちょっと盛り返すのは難しいかなと思います。
 根本を忘れないようにしていただいてね,新たな税収を求めてやるということを,ここは基本なんですよね。ですから,133万人戻せと言うてるんじゃなくて,そういう観光行政の推進にもっと力を入れていくべきだというふうに思っておりますので,よろしくお願いをいたしまして,質問を終わります。
 ありがとうございました。