平成24年 12月定例会(第6日 12月11日)

○26番(大西克美君) 議席番号26番,市民クラブの大西克美です。衆議院選挙の投開票が5日後の16日に行われ,国民が選んだ新しい国づくりがスタートいたします。鈴鹿市にとって,よりよいまちづくりができることを心から望んでおります。
 さて,平成24年最後の12月議会の大トリの一般質問を務めさせていただきますが,きょうの質問で私が議員に就任以来,記念の40回目の質問となります。心を新たに,さらには気合いを入れて,通告に従い,大きく2点お伺いをさせていただきます。
 1点目は,保護者の責務,平等の観点から,給食費の未納対策について,2点目は,市民主体の行政,再認識の観点から,市民要望の早期解決について,それぞれお伺いをいたします。
 1点目の給食費の未納についてですが,平成17年に文部科学省が全国の小・中学校で一部給食,完全給食を実施している3万2,000校を対象に調査した結果,給食費の未納額は全国で約22億円でありました。その後,平成21年度での再調査が行われ,給食を完全実施している2万9,000校を選び,さらにはそのうちから無差別に610校を抽出して調査の結果,未納額が6,000万円でありました。給食を完全実施している2万9,000校分に換算してみると,概算ではございますが,約28億円になり,4年間で未納額は約6億円ふえ続けている傾向にあります。
 全国的に大問題となっております。鈴鹿市は中学校給食を約3年後の平成27年4月よりの実施予定であります。私は,現在の小学校の未納ももちろんでございますが,中学校給食費の未納につながらないように心配をしております。何とかして,今のうちに対応強化するべきではないのかと考えております。
 そこでまず,鈴鹿市の近年の現況についてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 鈴鹿市では,平成20年度がピークで102名の給食費の未納者があり,未納額が174万1,000円,実質的には1,162円ですかね。細かいところは略して174万1,000円であり,さらには,昨年の23年度が71名で,151万7,000円とのことでございました。ピークより,わずかに減少しているものの,まだまだ未納者が70人から80人いる現況であります。責務の平等性であり,あってはならない給食費の未納問題でございます。大きな大きな難題であることは言うまでもありません。
 そこで,次にお伺いをいたします。教職員の努力は把握しております。徴収に関して,教職員の努力は把握しておりますが,平等性の観点から,やはり何とかせねばなりません。そこで,現在の徴収強化について,さらには,卒業後の過年度分の徴収状況もできればお伺いをいたしたいと思います。


○26番(大西克美君) 電話や文書の督促,そして何よりも大事なのが粘り強い家庭訪問と頑張っていただいているのは,よくわかります。しかし,なかなか効果があらわれてない現況でございます。私は,同じやり方ではよりよい効果は出ないというふうに思っております。検討委員会で未納問題で滞納整理等を行っていただいておるわけでございます。当然ながら,とれない分は不納欠損で落ちていくわけでございます。ここが少し問題になっておるんですね。ですから,やはり完全に徴収をしていく方法,これをやっていかにゃいかんのではないかと私は思っております。
 そこで,次に徴収状況の調査についてお伺いいたしますが,私は給食費を払ってください,払ってくださいばかり言っているのはだめで,もう少し,なぜ支払っていただけないのか,私は誠意を持って事に当たれば,必ず誠意は伝わると思っております。相手の心,考え方を調査するべきであると思っております。
 徴収状況の調査についてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) よくやってもらってるとは思うんですよね。そこは,頑張っていただいていることは認めております。
 それで,先進市の調査研究も大切であろうかと思っております。何せ,結果がついてこない,意味がないわけですね。そこで,もっともっと,やはり知恵を絞る必要があるのではないかと思っておりますので,新たな徴収方法はないのか,その件についてお伺いいたしますが,冒頭にも述べましたけども,私がこの給食費の未納を取り上げ,質問しているのは,もちろん平等性の観点もありますが,責務としてのね,平成27年4月よりスタートする中学校給食での給食費の未納を心配しております。本当に,今のうちに,小学校給食費の未納を何とか解決せねば,中学校での未納がふえるのが目に見えております。何とか,今のうちに小学校の未納を減らす必要があります。
 先生の方々には大切な子供たちの教育のためでもあります。頑張っていただかねばなりませんので,新たな徴収方法は考えてみえないのかをお伺いいたします。


○26番(大西克美君) 教育長,全国平均より少ないのは関係ない。当市のね,少なくて当たり前。ゼロにせないかん,よろしいか。
 小学校の給食は,食材費のみ生徒から徴収しております。現在,小学校は月4,000円で,夏休みは1カ月間ないため,年間に11カ月分の4万4,000円を徴収しております。ただし,調理に係る光熱費,施設の維持管理費,人件費などで23年度は5億2,000万かかっております。子供たち保護者は,食材費のみ。給食ができ上がるまでに,施設の維持管理費も含め,光熱費,調理人件費などを含めて5億2,000万かかっとるんですよね。これだけのお金がかかっておりますから,未納があってはならない,ゼロにせないかんです。
 私は,こういう状況を再度保護者に啓蒙強化する必要があるのではないのかと思っております。ただ単に,4万4,000円の年間給食費,月4,000円の徴収をいただけませんかと言うだけではいかんのです。くださいと言うと,嫌や,人間の心理なんですよね。だから,払っていただけるように,1食の給食ができ上がるまでにどのぐらいの経費ができとるか。5億2,000万ですよ。こういうことを保護者にもっと心で訴えて,誠意を持って対応していただく必要があるのではないかと思っております。
 私の試算ですが,現在,小学校の未納は約150万ですが,増加傾向にあるため,中学校給食を実施すると,未納者がスライドしていきます。中学校給食費の単価がまたふえます。上がります。小学校給食費より単価が高くなります,当然。食事の量も多くなるし,必然と未納額がふえ,約300万弱の未納金が中学校給食で推定されるのではないかと思案しております。小・中学校合わせて年間500万の未納金が発生してきます。大問題ですよ。税金ではないですからね。税・料と違って,費ですから。取り立ても少し違います。しっかりと今のうちに未納の芽を取り除く必要が大切であります。
 教育長言われておりました検討委員会の方々,PTAの方々,そのような方々の知恵をさらにおかりして,新たな徴収方法を生み出すことと,小学校,中学校の教職員全員が一丸となり,中学校給食がスタートする平成27年春までに約2年半ありますので,給食費を未納ゼロにする運動,すなわち未納ゼロ運動に取り組むように提言をしておきます。よろしいですか。小学校,中学校の教職員全員力を合わせて,ゼロ問題に取り組んでください。ちなみに,一番の解決策をお教えしておきます。これは,口座引き落とし,完全口座引き落とし,今現在,口座引き落としもやっておるわけですけども,7割強ですか,8割ね,いろんな副教材というものも口座で引き落としをしとるわけですよね。ですから,こういうものと一緒に給食費も口座引き落としにする,これが一番。取りに行かんでもよろしいが。これを何とか入学のときに義務づけていく。これが私は一番いい方法であろうと思っております。
 それで,先ほども申しましたが,中学校,小学校の教職員が全員がかからないかんです。担任だけ,校長だけと言わず,全員がゼロに向けて取り組むように提言しておきますので,よろしくお願いをいたします。
 次に,市民要望の早期解決についてお伺いをいたします。
 今回は,土木の河川,道路整備,道路保全の,いわゆる土木3課に限定をし,ハード面の要望について質問をいたします。
 まず,土木3課への市民要望,いわゆる町で市民が困ったことを自治会長さんを通じて市民センターを通じて要望を上げてくる。いわゆる市民要望,現在までの総計として何件あり,年間の消化件数は約何件なのかをお伺いいたします。


○26番(大西克美君) ちょっと部長,早目に答弁,歩くときも早く,時間が限られておりますからね。
 道路整備で約700件の要望積み残し件数がある。道路保全では500件の積み残し件数がある。さらに,河川では約550件の積み残し件数がある。土木3課で合計すると,現在の段階で1,750件,1,750件ですよ,の積み残し件数があるわけです。要望書は1,750件たまっとるんですよ。天井まで行っとんのかどうかわかりませんが。大変なことですよ,これ。これだけの積み残し件数があるわけですから,私は職員は,担当職員はもっとつらいと思う。対応するのに,本当に,待っとってください,できません,5年かかります,10年かかりますと言っとるわけでしょう。今出しても,早うても,5年かかる,この件数があったら。これは,市民要望と違うんですよ。今現在困っとるから,町で側溝が悪いから直してほしいからと言って,自治会長さんに言うて,自治会を通じて,市民センター経由で要望が上がってくる,今直してほしい,今生活しているのに困ってるから直してほしい。早うて5年,10年,市長,よう聞いといてくださいね。こんな現況ありますか。今の時代に考えられやんですよ。なぜなんでしょう。やる気はあると思うんですよ,職員。そのとおり,お金がない。予算が足らない。何でかとよく考えてみると,土木予算をカットし続けてきとる,今まで。それが今のこの現況なんです。市民の日常生活に支障を来すため,改善をしてほしいと,市民要望が訴えているのに,これだけたまってしまっているんですよ。私は,行政は市民からの要望をどのように考えているのか伺いたいです。ほかに,新たに物をつくってくれというわけでもないんですよ。生活に支障を来しとるから改善をしてほしいという土木関係の市民要望なんです。絶対,私はこの現況には納得できません。
 質問ですから,次に進みますが,それでは,なぜこれだけたまってしまったのでしょうかね。理由は簡単で,先ほども言いました,土木3課への予算不足。言うまでもありません。それでは,予算の配分に問題はなかったのか。お金は足りませんが,その配分に問題はなかったのか。また,この土木3課への市民要望数,1,750件の積み残し,今の現況の積み残しを全て処理すると,整備予算は幾らになるのか伺います。


○26番(大西克美君) 道路整備が700件で70億円積み残しを事業するとかかる,保全が500件の積み残し件数を事業化すると10億円かかる,河川が550件の積み残し件数を事業化すると20億円かかる,合計100億円かかる。積み残し件数が1,750件,事業すると100億円,えらい金額ですよ。一口に1,750件て,どんなもんかなと思うとったんですが,まさか100億もかかると思うてませんでした。これだけ市民から来てる要望を放置しとったわけですよ,行政は。100億円,少しずつでも予算を積み上げて事業を行ってきたら,もう少し元気のある鈴鹿ができてきたかもわかりませんね,土木関係が忙しくなって。ちょっと多過ぎますよ,これはね。思いませんか,部長。返答しにくいですか。いいですよ。
 本当に驚きですよ。やっぱりね,鈴鹿市の町がどんどん元気がなくなっていっている状況,それで緊急経済対策でやっている予算もあります。3,000万かけて,何でしたっけ,補修ね,震災の。それでも,半分しかやられてないでしょう,あれ。緊急経済対策なら,この市民要望にお金を使ったほうのが鈴鹿市内の業者は全部動きますわ。よく考えていただきたいと思うんですね。
 本当に驚きです。市民が日常生活で困っております。もう一度言いますよ。市民が日常生活で困ったことを自治会長を通じ,要望書として出され,改善を求めていることなんですよね,市長。わかってもらえますか。私は,市民主体の行政であると確信しております。行政は,市民ニーズに応える責務があると思っておりますよ。予算がないからと,1,750件の声に応えられず,積み残しておく状況は情けないですよ。本当に今までこのことは誰も気がつかなかったんでしょうか。特に土木3課。市長,副市長は御存じだったんでしょうか。気がついてても,手をつけなかったのでしょうか。この状況では,鈴鹿市はよくなりませんよ。市民の要望なんです,くどいようですが。市民主体の行政ですよ。市民のために仕事をするんですよ,行政は。安心・安全って,口ばっかりやないですか。だめですよ,これは。
 ですから,市民満足度を高める,また市民ニーズに応える対策について,どのように考えておられるのか。私は,この質問をする前に,1年前から土木3課に出向き,これだけある件数を知りました。そして,事業仕分けをしようと,短期,中期,長期,700件あれば,短期,中期,長期に分けて事業仕分けをしようと,この3課に言うてまいりました。古い話の要望もありましたのでね。もう古いのは,そこの出された総代さんにお話をして,時代が変わってきておりますが,もう下げさせてもうてもよろしいでしょうか,それともいまいち,この要望書は事業化せねばいけませんでしょうか。1,750件,事業仕分けせないかんですよ。やれば,100億円が半分で済んできますと私は思ってますよ。20年,30年前の要望を今やれちゅうても無理でしょう。それで,今やってほしい要望がこれだけの積み残し件数があるからできんのでしょう。私どもも,議員をさせていただいておりますから,直接土木3課へ行ってお願いするときあります。大西さん,5年待ってください。10年待ってください。今,要望でお願いに行っとんのに,早うて5年,こんな現況ありませんよ。
 よろしいですか。それで,要望の事業仕分けや,古いものの再チェックはどのようにしているのかを伺います。


○26番(大西克美君) 部長答弁で,自治会長さんと現地で立ち会って,実施の可否を知らせをしていると,ほとんどやらないということの伝言ではないかなと思いますね,1,750件あるんですから。
 いずれにしても,土木3課現況予算に上積みをしないと,積み残し要望件数は減少しません。まして,きょう新たに市民要望として出しても,積み残しが多いため,早くて5年,10年かかる現況です。今,市民生活に支障があるために,改善してほしい要望が早くて5年,10年ですよ。異常現象としか言いようがないですよ。私は,今後の対応として,1億円以上を3年間程度増額して,または毎年の予算を増額して,積み残し件数をある程度消化していくしかないと思っております。
 が,ここで予算のことになりましたので,予算担当の副市長,また最後には市長にお伺いいたしますが,どのように考えておられるのか,お伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 部長答弁は,まあまあ,当たりさわりのない答弁ですよね。一般的な答弁。担当の大森副市長は,やはり責任があるところの,少し予算のほうも考えていくというような感じの答弁でした。ただし,持続可能なというような言葉を述べられておりました。大事なことやと思いますね。
 それでは,副市長と部長はもう聞きましたので,末松市長にお伺いをいたします。
 まず,市民要望をどのように考えておられるのか。なぜ,出前講座のタウンミーティングで市民の声を聞かれているのか。私には同じ市民の声としか聞こえないですよ。要望が上がってくるのを出向いて聞いてくるのも同じ市民の要望です。予算がないからと,1,750件の声を放置して,積み残しておくのはいかがなものでしょうか。私は,毎年予算の積み上げ,上積みをしていくか,3年に一度まとまった予算,1億,3億つけて,5億以上やるとね,職員が足らんようになりますからね。だから,1億から3億,この二通りしかないと思うんですよ,市長。末松市長の1,750件の積み残しの市民要望への考えと,今困っている日常生活に応えることの対応ができない鈴鹿市政,本当にこれでいいんですか。解決策がありましたら,お伺いをいたします。今,申し述べました,この件につきお伺いいたします。


○26番(大西克美君) まあ,市長,安堵しましたよ。市民要望をきちっと捉えていただいておりますんでね。
 ただしね,市民要望に温度差はつけないとおっしゃられておりましたので,いいことですよね。ただし,近年,経済状況が悪いため,予算がどうのこうのとおっしゃられましたけども,平成5年から積み残しがあるわけでしょう。近年,急に,じゃあ,景気のよかったときは,積み残し件数は何で減らんだんですか,おかしいじゃないですか。ここがちょっと違うんですね,私は。
 それで,予算づけをしていって,早期解決をしていくという意向の意思はわかりました。私はね,ほかならぬ市民の日常生活からの要望ですから,なさねばならんと思ってますよ,なさねば。今の時代に早くて5年,10年等の要望はないですよ。予算がないからといって,手をつけなかったら,この1,750件どうなるんですか。まだまだふえてくるんですよ,これから。3,000件,4,000件になったらどうするんですか。200億,300億になったら。今のうちにやらなだめですよ。こんな景気の悪いときに,こんな事業出したら,業者喜びますよ。町も潤いますよ。なぜかというとね,市民要望なんですよ。市民要望というのは,予算がどうのこうのじゃなくて,私はね,借金をしてでもやるべきなんですよ。市債を発行してでも,市民要望はね。
 だって,御家庭を考えていただいてもわかるじゃないですか。子供たちがいい物が欲しいと言ったときは,親は何とかしてやるでしょう。親子の関係も,行政も市民も一緒なんですよ。市民がやってほしいと言ったことをやるのが行政と私は思ってますよ。市民もね,安心・安全のために借金は許してくれますよ。ですから,そこら辺は,私は古いものはあって高度成長のときに積み残しとるやつがあるとか,ないとかということじゃなくて,今あるものを減らす,これをやっていかないかんと思うんですよ。
 おっしゃいましたけども,市民の,事業仕分けね,最初に申しました,精査していくということも大事ですから,これもやっていただいて,何とか一日でも早くね,市民の方々が困っていることを達成できるように頑張っていただくようにお願いを申し上げまして,質問を終わります。ありがとうございました。