平成25年 6月定例会(第6日 6月19日)

○26番(大西克美君) こんにちは。平成25年6月議会のおおとりを務めさせていただくことになりました,市民クラブの大西克美,議席番号26番でございます。よろしくお願いをいたします。
 空梅雨に台風3号の異常な動き,さらには6月の梅雨時に異常な熱中症の注意報と,梅雨不調により,むくみ・肩こりなど健康を損なう方が多いと言われております。この極端化する気象状況に,日本特有の四季折々の自然現象が薄れつつあり,寂しい思いがいたします。
 なお,台風4号が今週土曜日にこの地方に近づき,大雨が予想されておりますので,御注意願いたいと思います。
 地方分権の今日,自分たちの町は自分たちで守ることが定着化しておりますが,少子高齢化時代は避けられない社会状況下にあり,これからの地方行政は財政配分も今まで以上に,この社会現象に目を背けることのないよう,取り組んでいかねばなりません。
 このことを根底に置き,通告に従い3点質問をいたします。
 1点目は,近い将来の人口減の観点を鑑みての少子化対策について。2点目は,元気な高齢者を育成する観点を鑑みての高齢化対策について。3点目は,安全な水道水を継続する観点を鑑みての安心安全な水道水について。以上の大きく3点を,通告に従い質問をいたします。
 1点目の少子化対策についてですが,1点目の出産祝い金制度についてお伺いいたします。
 まず,現在の出生率と少子化対策の一環としての出産祝い金制度についてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 432の自治体が行っていたが,現在は廃止の自治体が多くなっている状況と。鈴鹿市は,もとよりこの祝い金制度には参加しておられませんでした。それで,子育ての環境整備を引き続き,今後も進めていきたいという答弁でございました。私は,少し疑問に思っております。果たしてこの制度が本当に成果が出なかったのでしょうか。少子化対策として,国も県も奨励した祝い金制度で,全国の半数以上の432市が実施した事業です。
 思い起こしますと,当時の状況を少し振り返ってみると,ちょうど実施している時期は平成の大合併の大事業の時期であり,どこの市町も合併一色のときで,忙しさの余り,祝い金制度の啓発努力が希薄だった点も一つの要因であったのではと考えております。
 さらには,財政難等を口実にして廃止するなど,多々要因はあったのでしょうが,祝い金の予算をやめて子育ての環境づくりに力を注ぎ,環境整備を実施してきた自治体が多くなりました。
 よい点もあれば悪い点もありますが,そのおかげもあり,現在においては子育ての環境整備が随分よくなりました。しかし,私は子育ての環境整備がよくなった今こそ,さらに加えての新しい形を変えた新祝い金制度が必要ではないのかと考えております。
 ちなみに,答弁にもありましたが,平成24年度の新生児は1,940人で,出生率は生涯の合計出生率,全国のことですが,1.41%で2年ぶりに0.02%上昇しております。
 このことを考えてみますが,これは妊婦健診の補助回数がふえたこと,また子育ての環境整備の充実などの成果があるのかもわかりません。いずれにいたしましても,よい結果には違いありません。
 そこで,観点は少し変わるかもしれませんが,鈴鹿市は敬老の日を迎えるに当たり,御長寿の方々,米寿,白寿,つまり88歳,100歳をめでたく迎えられた方々に,鈴鹿市よりお祝いのプレゼントがあります。
 大変好評で,非常によいことであると,私も思っております。私は,常日ごろより,子供は宝であり,高齢者は財産だと思っております。ですから,御長寿の祝い金同様に,新しい生命の誕生時には,プレゼントを祝いをして,鈴鹿市として歓迎する心が大切であると考えております。
 鈴鹿市20万市民が,新しい生命を歓迎する体制づくりが,少子化対策,つまり自然的に,自然人口増につながるのではないのでしょうか。
 また,この新しい祝い金制度をプレゼント方式,この方法は多々考えられると思いますが,私なりに模索してみましたら,民間とのコラボ,つまり民間の力をお借りして,鈴鹿市との提供で,新しい生命を歓迎する方法です。
 例えば,金融機関には印鑑つきの口座開設をお願いし,現金入りがよろしいんですが,鈴鹿市の物産業者には,物産提供に協力していただくなどは考えられました。この新しい発想を取り入れ,民間には啓発強化,行政には財政の軽減と,互いのメリット面が考えられます。
 私は,このような知恵を凝らしての真心のこもった今回の新しい出産祝い金制度を提案いたしたいと思っております。末松市長の考えを伺います。


○26番(大西克美君) ありがとうございました。少し検討していってください。
 民間の力をお借りして,行政とともに新しい生命を歓迎する体制づくりですから,市民が全員となって歓迎するムードづくり,これが大事ではないかと思いますので,実施に向けての検討をしていただくことを提言としておきます。
 2点目の風疹予防接種助成についてですが,先の14日での泊り議員の誠意ある,熱意ある一般質問で,前向きに検討するよい答弁がありましたので,私も納得しております。重複質問はくどくは申しませんが,私もこのワクチンの助成については,本年度の3月から調査研究してきましたので,1点だけ伺いたいと思います。
 風疹・はしかの予防接種,いわゆるMRワクチンの助成についてですが,結果として妊娠早期にウイルス感染すると,先天性風疹症候群として心臓病・白内障・聴力障害の子供が生まれる可能性が高くなるので,その対応策として予防接種をするわけでございます。
 現在,抗体検査に約5,000円,予防接種に約1万円かかり,任意接種などで自己負担が高額になるため,助成を求めるものでございます。
 直近の動きとして,5月9日の新聞報道では,4カ月間で風疹患者が5,000人を超え,きのうのテレビでは1万人を全国で超えているとのことでございました。
 昨年1年間の倍以上,6月6日には,三重県は県独自の助成制度を速やかに,市町と協働で行う方針とし,その後の6月11日には約1万円の接種料の半分,5,000円程度を市町にて折半補助と発表されておりました。
 鈴鹿市は,当然ながら助成すると思っております。ただし,いつからなのか,記述等が答弁されておりませんでしたので,泊り議員の質問に引き続き,期日をお伺いいたしたいと思います。


○26番(大西克美君) ゆうべの定例記者会見で市長が記者に報告されておりましたので,この後,議案として上がってくるということも承知しております。
 それで,6月1日にさかのぼって助成をしていくということですね。大変いいことやと思いますので,よろしくお願いをいたします。
 次に,2点目の高齢化対策についてでございます。
 (仮称)シルバーステーションの設置について,お伺いをいたします。
 この質問は,今回で4回目になりますが,元気な高齢者のために必要な安らぎ・生きがい・楽しみ,つまり日々の生活を,楽しみを持って健康を保持する安らぎの場所を高齢者に提供するもので,空き家・空き店舗・空き行政施設を利用して対応しようとするものです。
 高齢社会の行政支援の根幹は,いかに高齢者を大切にしていくのか,いかに元気高齢者を育成していくのか,いかに高齢者の知恵と経験を生かしてもらうのか,この3点が私は今後の高齢化社会への高齢化対策ではないかと思っております。
 高齢者に投資して,長年培ってきた高齢者の知恵や経験などを還元していただくことが重要施策と思いますので,シルバーステーションの設置についてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 有用性と言いますか,有用性は認識して,継続中の市の老人クラブ,鈴鹿市の老人クラブへの支援をしていくということですね。159の老人クラブということでした。
 4回目ですけれども,全然進展しない答弁で,張り合いがないですね。やはり,もう少し研究をして,将来に向けた展望を持って対応していかなければならないと思っております。
 当然ながら,私ども老人クラブへの支援は大切であるということも認識しております。私の言っているシルバーステーションは,日々の日常生活の中で,いつでも,毎日でも,誰もが集える各地域での老人の憩いの場所です。元気高齢者がともに助け合える,ともに支え合える,地域での拠点,これがシルバーステーションです。
 他市にもないということで,私は鈴鹿市は子供からお年寄りまで優しいまち鈴鹿市を目指していったらどうかと考えております。
 キャッチフレーズでもうたえるように,「子供からお年寄りまで優しいまち鈴鹿市」を目指したいものでございます。
 毎日,予約もしないで,いつでも集い,趣味話,悩み話などの話し合える場所,ともに支え合い,健康を維持する目的の,地域での拠点施設です。質問をよく理解していただき,再度,答弁をお願いいたします。


○26番(大西克美君) 副市長も述べられておりましたけれども,京都市が先進市として取り組んでおりますので,ぜひ研究していただいて,今後必ずこういった老人クラブ,昔の,こういう老人の拠点のところが必要ではないかなというふうに考えますので,先を見越して財政のいいときにつくっていくということを考えていただきたいと思います。
 次に,宅内事故防止についてでございます。
 人は,1日24時間の中で,自宅で過ごす時間が一番長く,住環境整備の充実が大切と言われております。まして高齢者が転倒・骨折する危険性は,外での行動より家の中のほうが60%も危険度が高いそうでございます。元気高齢者が転倒・骨折などして,介護高齢者にならないように,行政として考え,努めねばならないと思います。これが課題になってくるのかなと思っております。
 そこで,自宅内のバリアフリー化の推進が緊急に求められております。現在,要介護,要支援の認定者への住宅バリアフリー化工事へは,介護保険支援制度からの助成はあります。介護認定を受けていない元気高齢者への支援がありません。元気高齢者が転倒・骨折などしないように,自宅内のバリアフリー化を推進せねばなりません。転倒・骨折は高齢者の最大の敵であります。鈴鹿市の支援についてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 先ほど,答弁されました地域経済対策としての住宅リフォーム,これが,今現在,単年度事業ですけれども,2年目ということですね。昨年に引き続きでの2年目でやっております。
 この住宅リフォーム等は,バリアフリーの工事に比べて,バリアフリー化のほうのが安価なんですよね。
 現在行っている住宅リフォームの補助対象のほうは,100万から200万ぐらいの工事が多い。住宅のバリアフリーのほうは,30万,40万というような金額で,そこまではいってない。だけど,その支援策がない。金額云々の問題ではなくて,金額が低いからといって野放しというわけには,私はいかないと思っております。
 ということで,考えてみますけれども,元気高齢者の楽しみ,体操などを外で行って帰ってきても,自宅内で転倒・骨折して要介護者になれば,何もなりません。介護を受けないように,体操やいろんなことをやってきて,うちに帰ってきても自宅で転倒・骨折して要介護になるということは,私はいけないと思うんですよね。
 そういうことを今,申し述べておるわけです。
 私ごとで申しわけないんですが,私の近くの元気なAさんの姿が見えないんですよね。御近所のお年寄りに聞いてみると,最近,自宅内で転倒し,骨折して入院していると話されておりました。おまけに,これからは介護生活になると,寂しくなると教えていただきました。
 70歳を超えても青年のようにきびきびと元気に生活しておられ,63歳の私には,いつもまだまだ若い,まだまだ青年じゃと,よくお叱りをしていただいたことが,心から離れません。
 きのうまで元気な方が,1日で介護生活になるのは非常に寂しいことです。高齢化社会に向けて,何らかの対策をとらねばならないのでしょうか。
 高齢者は国の,鈴鹿市の財産です。冒頭にも申しましたが,近い将来を見据えた超高齢社会に,避けては通れない課題であると私は思います。現在,バリアフリー化専用の支援がないため,ぜひ単年度で終わる住宅リフォームの経済対策の支援策を,もう1年頑張って,バリアフリー専用の補助支援として,支援制度をやっていくということはできないのでしょうか。こういうことを提言として,とりあえず申し述べておきます。ぜひ考えてください。
 次に,危険歩道(県道白子稲生山線)対策についてですが,まず,県道白子稲生山線の歩道の進捗状況をお伺いいたします。


○26番(大西克美君) この危険歩道,白子稲生山線ですね,稲生塩屋ですから,稲生のお墓のところからサーキット道路を抜けて白子高校の前を通って,国道までの延長2.2キロということでございます。当然,県道でございます。
 私も議員に就任させていただき15年目になりますけれども,この問題は,10年前から取り組んでおります。県道ゆえに,県予算であり,県の道路戦略事業に入っておらず,なかなか事業化ができず,大変苦慮してまいりました。
 県道であっても,多くの市民が生活道路として利用している危険な道路であります。10年前から,当時の近藤前土木部長,倉田前土木部長,そして近年の土木部長とともに,三重県鈴鹿庁舎の鈴鹿建設事務所に何度お願いに行ったかわかりません。今思えば,懐かしささえ感じております。
 しかし,その効果も近年になり,ようやく動きが出てまいりました。平成18年度には,工事費480万,40メートル。平成19年度には,600万で59メートル。また,平成20年度には,200万にて12メートル。総延長が2.2キロのうち,今まで事業化されたのは,175メートルでございます。5年間で175メートルの歩道整備をしてきた。早いわけやないですよ,遅いですよね。ということです。
 これでも,毎年,毎年お願いに行って,予算の残りを幾らでもいいので使ってくれということで,少しずつやってきていただくようになりました。
 ようやく,今の答弁にもありましたけれども,1億円で事業化になり,本年度は白子川の横へ側道橋をつけるということで,詳細設計実施をやるということでございます。
 それで,側道橋の詳細設計に1億円要らないと思いますので,その残額は歩道整備に回らないのかお尋ねいたします。


○26番(大西克美君) 本当にこういうときに「ありがとう」と言うんでしょうね。長くやってきて,ようやく1億円ついてきた。10年かかって1億円なんですよね。本当にありがたいことでございます。
 おっしゃられておりましたように,どの部分をやっていくかということにつきましては,地元の自治会といろいろ協議をしていただき,地元が一番使いやすいところを整備していただくようにお願いを申しておきます。
 高齢者等が安心して散歩のできるように,またサーキットの8耐,F1の白子駅からの歩行者のアクセス道路として,また鈴鹿市の観光振興にも重要な歩道整備です。ぜひ来年度も予算化できるよう,強く三重県へお願いをしていただくことを提言しておきます。
 次に,3点目の安心安全な水道水についてですが,5期拡張事業の内容進捗についてでございますが,人間の命の根源でもある水でございます。
 鈴鹿市の水道事業は,昭和22年9月に元海軍工廠の水道施設を無償で使用許可を得て,元海軍工廠とその周辺の住宅800世帯に給水を開始したのが始まりと言われております。
 その後,人口増加に応じて区域を拡大して,現在の形ができ上がったと伺っております。
 現在の5期拡張事業の内容と進捗状況について,特に進捗状況についてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 新しく平田送水場が完成して,除鉄,除マンガンによって濁り対策ができるようになりました。
 市民の皆様方に,さらに安心していただけると思います。
 そこで,一番心配しております地震への対応についてお伺いいたしますが,私は,特に東日本大震災の調査からも施設は最優先で大切であります。水道管の耐震化も大変重要であると痛感しておりますので,この点につきお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 1,300キロの水道管の耐震化率は5.9%との答弁でございました。現在は,送水場などの施設整備の更新を行っていて,また,あわせて耐震管の整備も進めていくとのことでございました。
 最後に,今後の施設の整備の予定について,お伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 給水人口が20万7,400人で,給水量が9万5,400トン,耐震管の整備も行ってきておるということでございます。
 水道事業は企業会計でございますので,一般会計とは別個になっておりますね。独立会計と言ってもいいのかもわかりません。将来的には,上下水が一本の企業会計になるのではないかなというふうに思っております。
 人口減少に伴う給水量,料金収入の減少,施設の更新,耐震化,多々課題が山積しております。効率よく取り組んでいただくように,また平成27年,28年の次期計画には耐震管の取り組みを行っていくということの答弁でございました。
 これ,よく考えてみますと,1,300キロの耐震管なんですけれども,現在は何%だったかな,29%ぐらいでしたかな。それをずっと,徐々にやっていくと,また最初行ったところが古くなっているということで,いたちごっこになってくるんですね,これ。1,300キロを一遍にやろうと思ったら,100年かかるんですよ。100億円かかるんです。とも言われております。そのぐらい期間がかかるわけでございますけれども,毎年毎年,根気よく東日本の震災を受けての教訓としていただいて,鈴鹿市の安定した水道水として,市民に提供していただくように,また事業推進をしていただくように,管路の耐震化,特にお願いをしておきます。
 さらに,鈴鹿市の水道水は,安心で安全な水でございます。鈴鹿市民の方々,本日,放映をごらんになってみえる鈴鹿市民の方々もたくさんおられると思います。そこで,市民の皆様方には,おいしい水をもっと飲んでいただくように,お願いをもさせていただいて,質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。