平成25年 9月定例会(第6日 9月 9日)

○26番(大西克美君) こんにちは。議席番号26番,市民クラブの大西克美でございます。よろしくお願いをいたします。
 ことしの夏は大変暑く,熱中症による健康被害が全国各地で例年以上に多く,また日常生活では,クーラーを利用しないと,日々生活が送れないぐらいの熱帯夜が記録的に続きました。
 一方で,集中豪雨による土砂災害や浸水,さらには急発達するスーパーセルと称する巨大積乱雲,この巨大竜巻被害が連続発生し,大きな被害をもたらしました。
 今までの人生の中で,一度出会うか出会わないかの竜巻被害であったため,気象庁の予測発表も,近年では聞きなれない竜巻発生確度,いわゆる竜巻が発生する確率を,最近の天気予報につけ加えるようになりました。この異常気象による自然災害でごく普通の日常生活が一瞬にして継続できなくなることは,言葉になりません。
 さらには,被害に遭われた方々の頼みの綱でもあります。国の支援制度,つまり竜巻被災者生活再建制度ですが,10世帯以上の全壊条件に問題があり,この法律の支援制度の格差に大きな波紋を呼んでおります。
 被災者に対しての法律,条件改正が待ち望まれております。国は,法律,県と市は条例にて,国民,県民,市民の安心安全な日常生活を守っておりますが,悩み苦しんでいる方々の現場の声,日常生活者の生の声を根底に置き,事に当たらなければなりません。
 そこで,鈴鹿市民が本当に安心して暮らせる健康的なまちづくりを望む観点から,迷惑防止,いわゆるマナー条例の制定について。また,現在あるものを,さらに創意工夫を凝らし,付加価値をつけ,先進的な市民サービスの向上に関する観点から,住民基本台帳カードの利用促進についての,大きく2点について,通告に従い,質問をいたします。
 1点目に,住基カード,住民基本台帳ネットワークシステムのカードでございます。
 平成14年に導入された住民基本台帳ネットワークシステム,いわゆる住基ネット,翌年の平成15年には,この住基カードの発行が総務省の通達により,全国の自治体が普及を目指しましたが,なかなか利用促進なされておりません。
 私は,平成15年,平成20年に質問をいたし,今回,5年ぶりに引き続きの3回目の質問になりますが,まず,質問内容がわかりやすいように,どのようなものなのか,概要をお伺いいたします。


○26番(大西克美君) 現住所――住所地ですね,現住所の自治体でしか,とれなかった住民票が,全国のネットワークによりまして,全国の自治体の窓口で,いつでも,どこでも交付が可能になり,また住基カードは公的な身分証明書,電子証明書等に利用ができると。
 住基カードの利便性の周知に努めてきたとのことでございました。しかし,現在,発行数を見てみますと,6,000枚強でございます。ちなみに,私も持っておりますけれども,43番目でございます。
 この住基カードは2種類ありまして,一般的なカードと,写真付のカードがございます。
 写真付のほうが,身分証明書になるということで,500円出せば,どちらも受け取れるというものでございます。
 それでは,なぜこの10年間もの間,普及しなかったのか,その理由についてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 利用者が限定される側面があるから,普及しなかった原因とのことでした。果たして本当に普及しない原因だったのでしょうか。
 啓発周知はされてきたとのことですが,私は市民への啓発,周知不足だと思っております。
 また,先ほども答弁にございましたが,図書貸し出しカードや,健康管理カードなどの独自のサービスの提供,それの付加価値ができなかったことも,要因だと思っております。
 そこで,改めて先ほども申しましたが,このカードは500円でございますが,カード単価,いわゆる原価についてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 先ほども申しましたけれども,写真付と写真なしの2種類のカードがあり,費用は,いずれも負担金が500円,負担する金額は500円でございます。ただし,作成経費,いわゆる原価は1,153円とのことでございました。市民が支払うのは500円ですが,経費は1,153円かかっており,1枚発行するたびに653円損をしている。言葉は悪いですが,損をしている状況なんです。言いかえれば,1枚発行に653円の補助があるわけです。
 平成14年にネットワーク,平成15年からカードを導入しているのですが,このネットワークを調べてみると,北勢の9市町,鈴鹿,亀山,四日市,桑名,員弁の5市と,川越,菰野,朝日,東員の4町,つまり9市町が共同運用をしております。年間運用費も,導入当時の平成14年が694万4,052円,カードが利用できる15年が887万1,489円,e-TAXが利用できる19年が901万7,322円,近年の23年では1,183万2,720円,24年が1,361万3,949円でございます。
 近年では,1,361万運用経費がかかっているわけでございます。もちろん,鈴鹿市単独運用より,この北勢9市町の広域共同運用で,非常に安価の運用経費になっております。このような利点のあるものをよくよく考え,新規事業のできにくい今日,創意工夫を凝らし,あるものを利用して,先進的な市民ニーズに応えていく必要が大切であると思っております。
 そこで,この便利な住基カードでありますが,今議会での条例改正が議案として上がっておりますが,それは別といたしまして,もっと利用促進をせねばなりません。
 今後のコンビニの交付開始に基づく住基カードの必要性について,お伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 自動交付機であれ,来年2月から開始するコンビニ交付であれ,住基カードは必要になるんですね。
 自動交付機も住基カード,コンビニで証明書を取るのにも住基カードが必要になります。それで,鈴鹿市は自動交付機を諦めて,コンビニ交付をやるということでございます。ただし,コンビニ交付で住基カードの期限つき無料交付の条例を制定していくわけでございますが,現在の個人情報(氏名・性別・生年月日・住所の4項目)入りの住基カードの普及に努めねば,何もなりません。
 この住基カードがなければ,コンビニ交付も利用できないということになりますので,またこのコンビニ証明書を交付受けるときは,住基カードに個人情報の観点から,暗証番号が必要になると考えられます。それで,暗証番号も必要になると思いますが,従来,発行してある住基カード,私も持っておりますが,住基カードも再申請になるのではないかなというふうに判断しております。
 いずれにせよ,コンビニ交付利用にもカードが必要になります。現在の発行枚数は約6,000枚,発行枚数の目的を伺ってみると,今後5年間で3倍強の2万枚にするというふうに目標を立ててみえるそうでございます。
 2万枚でも20万市民のスーパー制度でございます。これは,身分証明でございますから,赤ちゃんからでも,1歳の子でも利用できるということですから,本来,20万枚を目標にして取り組まねばならないことなんですよね。
 そこで,啓発に力をもっと考えねばならないと思いますので,今,私が考えられますのは,高齢者の身分証明書。高齢者が運転免許を返納したときに,身分を証明するものは国民年金証とか,国民健康保険証しかありません。それで,そのような貴重なものを,日々持ち歩くというのは大変でございますから,この住基カードを高齢者の身分証明書にして,発行促進にしたらどうかなというふうに考えますが,意見を伺います。


○26番(大西克美君) 高齢者の方々の身分証明書ということを,私,申し上げました。なぜいいかというと,外出時等の災害や事故等にも,いち早く身分確認として活用できる利点があります。
 本市では,消防が考案いたしましたネックレスがございます。結構,安くて,500円で身分証明ができるもの,これが住基カードではないかなと,私は思っておりますので,こういった災害時にも役立てるということもありまして,身分証明書の高齢者への取り組みを強化していただきたいと思っております。
 また,先ほど伺いましたように,条例改正のところですね。コンビニでできるようになる条例,それから無料交付を行う期間の条例等を,今議会に出ておりますが,無料交付の期間の取り扱いには,十分配慮をしていただくようにお願いをしておきたいと思います。
 きのうまでは有料だったけれども,きょう,あしたは無料ということでは,市民に不平等が出てきます。そこで,無料配布をするときには,十二分に,ある程度の期間に,前もって啓発をしていただき,無料のときに,特に期間中には御応募くださいというような取り組みもやっていただきたいと思います。
 それで,最後に,この質問の最後に,末松市長に意気込みを伺いたいと思うんですけれども,このコンビニ交付を来年2月からやっていくというわけでございますが,これは県下初の取り組みなんですよね。三重県下ではどこもやっておりません。これが,鈴鹿市が来年2月から取り組む。しかし,調べてみますと,員弁市が来年の4月からやっていくという方針を伺っております。わずか2カ月の差でございますけれども,県下初の取り組みなものですから,余り鈴鹿市は県下初とかという先進のことがないものですから,できればそちらのほうの意気込みを,簡単にお願いいたします。


○26番(大西克美君) 鈴鹿市は,その付加価値をかけて,つけて取り組むということが初めてでございますので,あるものを利用して,より市民サービスの向上に向けていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 次に,2点目の迷惑防止マナー条例の制定についてでございます。
 平成24年,つまり昨年の9月議会にて,迷惑行為の防止対策を鑑みて,マナー条例の制定についての質問をさせていただきました。
 答弁では,三重県の県条例があるので,鈴鹿市の条例を制定しなくてもよいのではというような答弁をいただきました。その後も,市民より迷惑行為の防止対策の相談を多々受けておりまして,私自身も,先進市の調査,並びに15条からなる県の公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する三重県条例,113条からなる生活環境の保全に関する三重県条例などを,多々,調査研究をいたしました。
 大森副市長も末松市長も御存じのとおりでございます。県条例でございます。
 内容的には,大きな利点,観点での県条例であり,市民生活の日常的な苦情には,適正処理が難しいものではないかというふうに考えております。
 例えば,工場の排水問題,汚水問題,それに事業所のカラオケ問題,いわゆるスナック等でのカラオケの時間帯というふうに,大きなものがありまして,個人が困っている事柄には,少し欠けるのではないかなというふうに思っております。
 それで,自分たちのまちは自分たちで守るという観念から,市の条例制定がぜひ必要と鑑み,今回も質問をいたします。
 前回の質問と観点を変えて質問をいたしますので,簡単に答弁を願いたいと思います。
 一つ目の騒音についてですが,カラオケ,バイク,花火,深夜の騒音問題の近年の苦情件数と,実施対策等について,お伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 平成23年度の苦情が31件,平成24年度が37件の騒音の苦情件数とのことで,チラシや広報啓発とのことでございました。
 昨年,私が質問したときに提言をいたしました広報での啓発は,よく守られていると思って感謝しております。
 問題は,県条例では,23時から6時までの禁止ですね。先ほども申しました個人対応になっておらず,事業所対応になっておるわけでございます。
 現在の高齢者は,実態はわかりませんが,早く眠る方で,9時ごろまでにはもう床につかれる方が多いのではないかなと思うんですよね。23時以降の花火の禁止とかということであれば,11時なんですよね。もう床に入って,睡眠をしている。遅くても,多分,9時ごろには睡眠に入ってみえる方々がたくさんおみえになるんではなかろうかと思います。
 23時ではいかんので,21時にしないと,条例が使えないんです。たくさんの条例がございました。県条例で非常に立派につくってありましたけれども,個人的に苦情のある条例にはそぐわない。
 市長,一生懸命つくっていただいたと思いますけれども,県会議員のときにね。個人の迷惑防止行為には,余りそぐわない,事業所等の大きな問題のところの条例でありました。私も,何度も何度も,この300条ぐらいの条例を見直しましたけれども,全く使えそうにありません。やはり鈴鹿市として,条例を制定するべきだと,私は思っております。
 それで,平成23年度が31件,平成24年度が37件の騒音件数です。花火なんていうのは,1件が苦情を言ってきたら,何百メートルもの花火の騒音なんですよね。大体,どれだけの花火になる騒音かもわかりません。でも,100メートル以上の方々には,騒音になることには間違いありません。100メートルの円周で,何軒の方々が本当に苦心して悩んでおられるのか,というような問題。1件あれば100件あると思っていただいてもいいんじゃないかなと,私は思います。
 このように,37件ということは,370件,3,700件,5,000件の苦情があるわけなんですよ。ただ,たかが37件と思ってやっていただくと,非常に困るわけです。ですから,21時以降が対象時間と,私は考えております。
 特に,学校関係の小・中学校でも,9時以降ということの外出が禁止されておりますので,ここら辺も含めて,考えていくべきではなかろうかと思います。
 続いて,2点目の空き地・空き家の管理問題も,同様にお伺いいたします。


○26番(大西克美君) よく対応していただいていると思います。
 それで,時間が迫ってきておりますので,次に,ポイ捨て問題と,4点目の犬のふん害について,苦情件数だけ,答弁いただけませんか。


○26番(大西克美君) ポイ捨て問題で,平成23年が181件,24年度が137件で,379件がピークだったけれども,減少してきている。不法投棄が多いということですね。
 それから,犬のふん害については,年間50件ぐらいという答弁でございました。
 犬のふん害については,啓発の防止看板をつくって,毎年,製作して自治会等にも配っていただき,対応をしていただいて,よくやっていただいているのではなかろうかと思っておりますが,毎年毎年,これを繰り返しているだけでは意味がありません。看板製作費のロスになります。
 そこで,やはり条例制定をせねばならないというふうに思っております。
 前回もお話いたしました先進市の市川市のマナー条例を参考にして,条例を規制するべきであろうと思っております。
 条例について伺います。


○26番(大西克美君) 庁内ワーキングを立ち上げたというところは,進歩ではなかろうかなと思っております。条例制定を視野に入れてのことだということでございました。
 それでは,その庁内ワーキングというのは,開催目標回数,どのぐらいのめどで会議をやっていくのか,教えてください。


○26番(大西克美君) 月2回の会議でやっていくということは,従来は大体,月1回ぐらいのペースだったと思うんですね,いかなる会議も。それを月2回やっていくということは,条例制定に向けて,早くやっていくという意思のあらわれということで,敬意を表したいと思います。
 それで,昨年度70周年のときに,議会基本条例をつくり,鈴鹿市まちづくり基本条例もつくられたと思います。
 そこで,もう一歩踏み込んで,マナー条例を制定して,市民の安心安全のために,住みよいまちづくりのために,条例を制定すればどうかなと,私は思っております。マナー条例ですから。迷惑防止というと,ちょっと悪い言葉ですので,紳士的にマナー条例とします。
 それで,昨年24年4月1日に,末松市長が環境管理総括者,鈴鹿市長 末松則子というので,基本方針,環境方針というのを出されております。
 ここにも豊かな環境のまちづくりを行っていくと。子供たちにも優しいまちづくりを行っていくと。住みよい暮らしをつくっていくというふうに,方針を出されております。ぜひ,この基本方針に基づいて,速やかに条例を制定していただきたいと思っておりますが,意気込みを,最後に市長にお願いをいたしたいと思います。


○26番(大西克美君) 本当にありがとうございました。これは,ありがとうございますというのは,市民からの声なんですね。困っている方々の声なんですね。眠れない時間を過ごしていると。深夜の騒音というのは,本当に眠れないというようなところもあります。市民が,ありがとうというふうに,私は思っております。
 それで,先ほどの答弁のように,環境部を中心にして,取り組みをしていくということでございました。役所の一番悪いところではあるんですが,所管を超えて,鈴鹿市一本として,そういう困っている条例をつくっていっていただきたいなというふうに,私は思っております。
 以上で質問を終わります。ありがとうございました。