平成26年 6月定例会 第6日 6月18日

○26番(大西克美君) こんにちは。議席番号26番,市民クラブの大西克美です。 
 とりを務めさせていただきますので,精いっぱいの質問をいたしますので,精いっぱいの御答弁,よろしくお願いいたします。 
 雄大さ,涼しさのイメージのある北海道で,6月初旬の観測史上90年ぶりの異例の出来事がありました。それは,北海道で37度前後が連日続く猛暑,さらに全国での暑さベストテンが全て北海道の地区という驚異的な記録でございました。また,不安定な天気により,予測できないゲリラ豪雨が全国各地に大きな被害を与えております。このような異常気象による災害が毎年毎年当たり前のごとく発生しており,まるで大自然の怒りのごとく感じ,この自然の怒りをしずめるためにも,自然環境の保護と大自然への恩恵,感謝の心を忘れることなく日常生活を努めなければならないと痛感しております。 
 それでは,通告に従い,大きく2点質問いたします。 
 1点目は,市民の生命・財産を守る観点から消防力の強化,2点目は,市民の日常生活の安心・安全の観点から公共施設の樹木管理について,持ち時間60分ですが,それぞれについて伺います。 
 1点目の消防力の強化についてですが,まず圧縮空気泡消火システムの導入についてですが,このシステムを消防車両に組み込み,配備する必要があると思いますので,導入予定についてお伺いをいたします。 
 御存じで説明するまでもありませんが,質問の流れ上,簡潔にこのシステムを御紹介いたしますと,圧縮空気泡消火システムは,コンプレスドゥ・エアー・フォーム・システムで,頭文字をとり,コンプレスドゥのC,エアーのA,フォームのF,システムのS,通称キャフスと呼ばれております。圧縮空気を含んだ泡を放射することにより水の表面積を広げ,効率のよい消火ができるものであります。最大のメリットは,鎮火時間が大変すぐれている点でございます。通常の水消火では2分の鎮火のところ,このシステムの泡消火では驚異的な45秒で鎮火ができ,何と通常の水消火に比べ3分の1の時間で鎮火できるものです。私は,市民が苦労して築いた財産を守るためにも,消防力の強化として初期消火には特に威力を発揮するこの圧縮空気泡消火システムが必要であると考えております。 
 そこで,このキャフス装備の消防車両を有する県内15市の導入状況,さらにはポータブルのみの状況も伺います。 


○26番(大西克美君) 県下15市のうち,10市が導入済みで,桑名市が4台,津,伊賀が3台,四日市・松阪地区が2台,その他,亀山を含めて1台ずつということです。 
 鈴鹿市は未導入で,0車でございます。ポータブルはあります。県下の先進市である鈴鹿市に,車両を速やかに導入するべきと私は判断しております。当然,初期消火を含めた威力を増すわけでございますが,限られた水源も有効に使えるメリットもございます。 
 そこで,本市の今後の車両整備計画をお伺いいたします。 


○26番(大西克美君) ポンプ車で15年,はしご車で17年,化学車で20年以上の運用基準とのことでございました。また,キャフスは平成29年度に予定をしているということでございました。今26年ですから,まだ3年先ということですね。それでよろしいんですか。やはり新しい消防力とともに,市民の安心・安全は守っていかねばなりません。よいと思うもの,まして県下15市で10市が導入済みでやっているわけですね。桑名,四日市,鈴鹿を越えて津,中勢から北勢にかけて大きな人口密度のあるところは全て導入済みでございます。ぜひ20万市民の安心・安全のために,速やかに導入をしていただきたい。 
 それから,国の安全基準によって,当然ながら消防の耐用年数,車の耐用年数もあるわけでございますが,緊急を要する消防車や救急車が現場への途中で何らかの原因で故障してしまうというようなことは論外で,話にもなりません。このように,故障要因のあるような古い車両の更新は優先せねばならないと私も思っておりますが,消防力の強化も大切です。 
 ちなみに,桑名市は4台あるという答弁でございましたが,平成24年度と平成25年度の2カ年で2車両ずつ,計4車両を導入いたしました。2年で4車両です。うちは0車。市民の生命と財産を守るために,鈴鹿市も速やかに導入を行い,初期消火などにより力を注ぐよう提言をさせていただきますが,ちなみに,この圧縮空気泡システムも組み込んだ車両は,1車両3,600万円するそうですが,非常に高価でありますが,20万市民で割りますと,1人当たり180円でございます。高いという市民がどこにおられるのでしょう。県内15市のうち10市が導入済みであります。桑名市のように,早期導入をお願いしておきます。 
 次に,AEDの実践講習の推進及び設置箇所について。 
 近年,あらゆるイベントには,AEDを準備することが義務的に定着しており,主催者側の安心・安全の要素になって,重要なことであります。全国で年間7万人とも言われる心臓突然死ですが,AEDの使用は救命に効果が大と言われており,倒れてから3分以内のAEDによる電気ショックと心臓マッサージがさらに救命効果があるそうです。しかしながら,AEDの備えは大切ではあると思いますが,使ったことがないため,その場でちゅうちょする市民が多いとも聞き及んでおります。それには,市民が安心してAEDを使用するに当たり,安全かつ迅速に使えるよう実践的な研修による体験が必要であります。 
 そこで,近年の市民の使用例並びに現状の救命講習の開催状況をお伺いいたします。 


○26番(大西克美君) 平成25年の講習が145回で3,696人,3,700人弱ということで,3時間講習をされておって,修了証を発行するということでございます。ちなみに,この修了証の有効期限は何年になりますか。 


○26番(大西克美君) そうでしたか。そうすると,私の調べ間違いですね。3年有効と聞いておりましたので。 
 それから,市民の使用例が非常に少ない,9件,平成16年から市民が使用できるようになったということで,近年ではグループホームで1件,それからスポーツ施設で1件あったということでございます。まだまだ市民の周知が足らないのではないかなと私は思っております。 
 次に,公共施設のAEDの設置箇所と台数をお伺いいたします。 


○26番(大西克美君) 117施設に134台設置とのことでございました。 
 非常に救命への努力が伺え,心強く思っております。しかし,観点を変えて,使う側の立場になって考えてみると,問題点があると私は思っております。それは,市内の117公共施設に134台設置され,完璧のように思われがちですが,その問題点は,公共施設では休日があり,さらに夜間は閉まっていて,入れるとしても入りにくい,いざというとき利用しにくい場合があり,急を要する対応には疑問を持たねばなりません。 
 そこで私は,地区のあらゆる所に店舗がある年中無休のコンビニに設置すれば,いつでも利用可能と判断しております。そこで,市内のコンビニを商業統計で調べると,30事業所あり,またタウンページで調べてみますと,85店舗ありました。365日24時間営業の年中無休を基本とするコンビニに設置すれば,いつでも利用できるメリット面が加わるのだと思っております。現在の公共施設134台にコンビニの85店舗をあわせると,212カ所になり,さらに強化できますが,財政の問題もありますので,地域性による公共施設の偏り,例えば神戸地区ですと,公共施設が非常に多い。近くにそれだけ置いていても,効果が難しいという問題点,それとコンビニとの重複配置を見直し配置すれば,さらに強化できるなどのデメリット面も解消できると考えております。あるところでは公共施設,あるところではコンビニというふうに,現在の134台設置されとるわけですが,公共施設に,それをもう一度見直し,偏りのある公共施設に何台も置いておっても仕方がない,ない地区もありますのでね。ですから,コンビニとあわせ,設置の環境面を考えてやるべきでなかろうかと思っております。 
 ちなみに,行政によるAEDのコンビニへの設置は,愛知県初で既に尾張旭市がこの春より実施しております。私ども議員が参考にしておりますDファイル,御存じだと思いますね。これは,自治体情報誌であり,先進事例がたくさん載っております。この中に,平成26年,本年度4月下巻号の自治体情報誌Dファイルにて,全国に先進事例として紹介されておりました。やはり私が考えることをほかにはたくさん考える人がおられるんだなと思って感心しております。 
 今後,早急的に全国で取り組む自治体が多くなることが予想されます。ちなみに,今なら三重県では初の試みになります。県下初の先進事例は新聞等に取り上げられ,マスメディアに取り上げられ,先進的な鈴鹿市を目指すためにも,広報啓発をしていただけるより,マスメディアを利用して啓発も強化できるというメリットがございますので,この設置についてお伺いしていきたいのですが,難しい顔をしておりますので,とりあえずお伺いいたしますが,前向きに検討していくというようなことでございますし,調査研究をしていくようなことであろうというふうに判断をしておりますが,時間の都合上,その点について消防長にお伺いをいたします。 


○26番(大西克美君) もう少し突っ込んで,やっていくのか,やっていかないのかというのを聞きたかったんですが,時間の都合上,割愛いたします。 
 前向きに検討して,実施に向けて取り組んでいかれるんだろうというふうに判断をしております。メリット面の多いコンビニとの提携に取り組み,設置実施に向けて,くどいようですが,県下初の試み,さらに市民の救命効果に発揮できます。他市におくれをとらないようにお願いをしておきます。 
 さらに,AED使用の実践できる出前講座の取り組み,その場で誰もがちゅうちょせずに使用できるように,また集客数の多い市民ホール,文化会館など,集客数の多いところは,施設に応じたAEDの設置が必要であろうと私は考えております。どこの公共施設も1台ということではなく,集客数の多いところも加味していただきたいと思います。 
 次に,救急救命士の完全搭乗についてですが,救急出動時において,救急救命士を必ず1名搭乗させるための体制づくりを平成17年に,私の第1回目の質問として10年,取り組んでまいりました。救命士の搭乗しているときは救命率が上がり,救命士が搭乗していないときは救命率に余り期待が持てない状況について,こんな不平等な体制は完全なものにするべきと,市民平等の観点からも取り組んでまいっております。平成17年の救命士の搭乗率は71.7%でした。調べてみますと,平成25年の昨年にようやく94.2%になり,10年間で22.5%も努力していただきました。このことに関しては,これまでの歴代消防長を初めとする消防職員の取り組みに敬意を表する次第でございます。しかし,10年経過しても完全搭乗100%には至っておりません。行政の事業として,進捗率が悪いと考えております。今後,ますます救急利用率の高くなる高齢者数の現況からも見ても救命士の完全搭乗に力を注ぐ責務があり,対応策が急務であると考えております。 
 そこで,いろいろ考えてみましたが,完全搭乗に近づけるための対策の一環として,救急救命士の資格保持者の優先採用や資格保持者の再任用を検討する時期であろうと考えております。 
 そこで質問です。現在の救急救命士数,搭乗率をお伺いいたします。 


○26番(大西克美君) 続けて質問させていただきます。 
 次に,不足数と毎年養成費用,毎年養成者数並びに費用,1人の養成費用をお伺いいたします。 


○26番(大西克美君) 8台の救急車があり,6名必要ですから,完全搭乗には48名,当然,勤務体制や休み等も加えての話でございますが,現在が34名で,14人の不足ということで,1人の養成額が約200万でした。 
 そこで,優先採用として,資格保持者及び保持者の再任登用への対応についてお伺いいたします。救命士1人の養成額200万円が不要になり,費用対効果も出てくるのではないかと思っておりますが,この件について伺います。 


○26番(大西克美君) 平成28年度になると,現在の救命士の資格保持者が定年になるということで,28年度以降は再任用の可能性も出てくるということですね。ただし,先ほどから申しておりますが,資格保持者を優先採用していくべきではなかろうかということも忘れないでいただきたいと思います。 
 採用面に本当に工夫を凝らして,一日でも早く100%に向け取り組む提言をしておきますが,最後にもう1点,火災状況を早く知りたいと消防本部の電話が一時的に大変込み合ってつながりにくいため,私はメルモニ等で火災状況が発信できるといいなというふうに思っておりますので,この件は調査・研究することをお願いしておきます。また後日,改めて伺います。 
 2点目の公共施設の樹木管理についてですが,まず道路の樹木管理についてでございます。 
 公共施設の樹木管理ですが,道路と公園で,学校等は少し省きました。今回は,まず道路の樹木管理について,路線数と高中低の街路樹の種類を伺います。 


○26番(大西克美君) 路線数は93路線あり,高木はケヤキ,カエデ等,中木はトウネズミモチ,ムクゲ等で,低木はサツキ,プリペット等のことで,高木が3メートル,中木が1メートルから3メートルまで,低木は0.2から1メートルまでということでございました。 
 次に,剪定等の管理状況と近年の維持管理費,委託予算を伺います。 


○26番(大西克美君) 平成24年度維持管理費が7,080万9,900円,平成25年度が7,485万4,500円,26年度が7,800万円ということでございました。それで,年1回の剪定と年2回の除草を行っているということです。 
 丁寧に管理していただいていると思っております。しかし,市指定の木,いわゆるケヤキ,花,サツキは街路樹として余り見かけません。市道では,農協の本店前,太陽の街,高岡台,県道では中央道路ぐらいにしか見当たりません。本来,市の指定の木花ですから,鈴鹿市じゅうで見かけられるのが本来の姿と思いますが,何か管理面に影響があるのでしょうか,お伺いをいたします。 


○26番(大西克美君) 非常に少ない。管理面が難しいということもあろうかと思っておりますが,市の指定の木花ですから,鈴鹿市じゅうで見られるのが本来ですよ。特に中勢バイパスの野町までできましたね。その山の切り口のところには,これから土が落ちてこないように盛り土をするわけですね,そういったとこへ市の花・サツキを植えていただくように,私は交渉していただかなければならないのではないかなと思っております。中勢バイパスをずっと走ってきて,サツキが一面にあるところは鈴鹿市であるというふうな,そういった雰囲気づくりもやっていく必要があろうかと思っております。道路の街路樹は,美化的・緑化的にも大切であり,また交通事故面から視界不良にならないように,歩道においては枯れ枝がないように安全管理をしていただくことを提言しておきます。 
 最後になりますが,時間がございませんので,次に公園の樹木管理について,まず種類別公園数を伺います。 


○26番(大西克美君) 次に,337カ所と答弁されております,これの全体維持管理費をお伺いしたいと思います。 


○26番(大西克美君) 337カ所で,全体で維持管理費が2億727万6,000円とのことでした。指定管理者のものを調べてみますと,石垣池スポーツ公園が1,071万9,000円,サンスポーツランドが464万4,000円,江島総合公園が486万円,鈴鹿川河川緑地が820万円で,4カ所の合計が2,842万3,000円であり,残りの333カ所の市直営の公園が1億7,885万3,000円で,合計約2億727万6,000円の公園維持費になるということでございます。 
 管理内容を少し調べてみましたが,パトロールを調べてみると,平成25年度は再任用1人と職員で毎日できなかったので不安であったという話を聞いております。平成26年度の本年度より再任用が4人で,一組2人の2班体制にして,雨天も関係なく,毎日パトロールを実施されておるということでございます。点検日誌も充実され,再確認をするなど,細部にわたり協議されておる,安心・安全の強化体制がなされており,安心しております。 
 ここでも,次に市の指定のケヤキ・サツキの推進状況を伺います。 


○26番(大西克美君) サツキ等は美しい花で,景観もあるということは認識されておられ,水管理面などに問題があるということでございました。しかし,市の指定の木花,ケヤキ・サツキは市の木であり,市の花であります。幾ら管理に手間が要ろうと,私はもっと推奨していかなければならないのではないかと思っております。市の指定の花等は,鈴鹿市の紋章等も一緒に制定されとるんですね。非常に重要なものなんですよ。あしたから違う花にしようかといっても,そういうわけにはいかないんですよね。 
 それで,道路にしても,公園にしても,やっぱり市の指定花,ケヤキ・サツキはやっていかないかんと私は思いますよ。市制45周年に当時の衣斐市長が市民公募で決めたわけでございます。応募者数が1,706人,ケヤキを選んだ人が655人,そして,サツキを選んだ人が802人ということで,1位にケヤキ,サツキも1位ということでございました。ちなみに,サツキについては,ケヤキ,木のほうでサツキも入っておりまして,2位になっておるわけです。1位も2位もサツキが入っとるわけです。やはりこういったものをよくよく考えて,幾ら管理が手間が要ろうと,市の指定木ですから,やっぱりやっていかないかんですね。特に造園関係,サツキの業者等も本当に低迷しております。私どもは,全国1位の出荷高と聞いておりますよ。よその県へ視察に行っても,サツキは鈴鹿で県下1位ですよと誇りに思っております。そういったことをいろいろ加味して,やっぱり取り組んでいかないかんと思いますよ。 
 本当に,樹木の管理はたやすそうでございますが,視界不良による交通事故,枯れ枝による人身事故で,全国各地で近年多発しております。公共の責任が問われないように再認識し,管理強化をお願いしておきます。 
 市長,最後に市の花,簡単な答弁でございますが,サツキ・ケヤキについて推進していただくようにお願いしたいのですが,いかがでしょうか。 


○26番(大西克美君) 最後によい答弁をいただきましたが,花いっぱい運動とかあるわけですよね。そのときに,なぜ市の木花を使わないのか。私は,これがちょっとどうなのかなと思いますよ。いろんなときに利用するケースがたくさんあろうかと思います。鈴鹿の由緒ある物産ですからね。全国1位の出荷高ですから,よくよく考えて取り組んでいっていただくことをお願い申し上げまして,質問を終わります。ありがとうございました。