平成27年12月定例会 (第6日12月 9日)

○26番(大西克美君) 議席番号26番,市民クラブの大西克美でございます。
 地方分権で求められつつある職員のプロフェッショナル化の育成や意識向上並びに職場環境の充実の観点から,1点目は職員について,また小さなことの積み重ねが必ず大きな成果をもたらすことを信じて,早期災害対応の行動する観点から,2点目は消防力の強化について,それぞれ通告に従い,質問をいたしますが,2点とも森田議員,永戸議員の質問にそれぞれ重複しておりますので,簡潔な答弁を事前にお願いをしておきます。また,実りあるよう頑張りますので,よろしくお願いをいたします。
 初めに,頑張る鈴鹿市の消防隊の直近の動きを少し披露をさせていただきます。
 鈴鹿市の消防は,全国各地の市町村と災害応援協定を結んでおりますが,独自の消防機関だけでは対処できないことが多々想定される中,有事の時は被災地の要請により,空から陸からの応援部隊が駆けつけます。この応援部隊こそが緊急消防援助隊と呼ばれ,全国742本部から4,984部隊が登録されており,お互いに協力をしております。このアクションプランを検証するために,全国合同訓練が開催されており,本年は先月の11月13日,14日の2日間,千葉県の市川市で開催され,鈴鹿市の消防隊も前日の12日から救急車での長距離走行並びに2泊の野営の寒さに耐え,過酷なこの訓練に参加し,市民の生命・財産を守る使命感のもと,ハイレベルな実践訓練をしております。
 私は,今回の質問に当たり,1カ月前の11月12日に消防長と打ち合わせをするために消防本部に出向き,偶然にも鈴鹿部隊の出発式に立ち会い,緊張する隊員を消防長とともに激励し送り出しましたが,参加する隊員の勇ましさ,誇らしさ,安心感を強く感じましたので,頑張る鈴鹿市の消防を市民の皆様方にも御報告させていただきたいと思いまして,述べさせていただきました。余り褒め過ぎると向上心がなくなるといけませんので,このぐらいにしておきます。
 それでは,通告に従い質問に入ります。
 まず,1点目の職員についてですが,この質問は5年ごとに行ってきておりますが,私は職員の適性を見きわめ,適材適所で能力を最大限に発揮できるよう取り組む事業に熱意を,プロ意識を持つかが重要であり,予算を賢明にかつ先進事例を生み出す力により執行することこそが大きな成果を出すものと思っております。いかに職員の力が大切なものであるのか,また地方分権の今日,市町村競争に打ち勝つためには欠かすことのできない必須条件であり,鈴鹿市を県下一の先進市にするためには,職員のプロ化が第一条件だと私は思っております。鈴鹿市民ニーズを的確に対応できる高度な行政を執行する観点をよくよく鑑み,さらには根底に置き,質問をいたします。
 1点目の職員のプロフェッショナル化についてですが,人事異動よりも専門職を育成することが最も重要であり,市長御提案の来春からの機構改革より,私は職員のプロ化の方が最優先し,費用対効果につながると思っておりますので,まずこのことについてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) 採用後の10年間の基礎知識習得,そして自己適性の再発見のためを育成の一環としており,今後はスペシャリストを育成していく,その手法を検討しているとの御答弁でございました。まあまあ必要性を感じていただいているのでよしといたしますが,ぜひ県下一の先進市を目指すことを目標に,視野に入れて取り組んでいただきたいと思います。鈴鹿市の職員はいかなる市民ニーズにも的確に対応できるスペシャリストの集団であると言えるようにお願いをしておきます。
 次に,2点目の職場環境をも鑑み,メンタルを含む病休者の推移についてお伺いをいたします。


○26番(大西克美君) なぜ病休中の職員のことをお尋ねさせていただいたかというと,90日の病気休暇を超えると休職発令が出され,その後は給料の80%が1年間まで補償されるわけです。そして,1年間仕事ゼロでも支払う状況,さらには多忙な部署によっては,その職員の代理として臨時職員が追加採用することになり,人件費がダブルにかかってくるからでございます。
 先ほども答弁のあったように,平成24年度が人件費総額が2,080万,病休者のですよ。それから,25年度が総額が2,000万,そして26年度が1,330万ということで,この3年間で,市長,5,410万円,休職者並びに補充臨時職員の人件費なんですよ,仕事ゼロで。臨時職員は仕事をされていますけど,休職しとる人は仕事ゼロ,これでも支払わなければならない。これは支払うなということではなくて,これだけ支払いがされとるわけですから,早期対応をして,病休者の手当てに当たらねばならないということを私は申し上げたいわけなんですね。
 この人件費の損失は非常に大きなウエートを持っております。少子高齢化社会,災害減災対策の折,必要な事業予算は多々あります。この義務的経費は,真剣に考えねばならない予算決算でございます。もっと職員の職場環境に力を注ぎ,損失対応をしていただくようにお願いをしておきます。
 次に,3点目の公用車の事故についてですが,全国市有物件災害共済会に加入していることは承知しておりますが,あるべきことなのか,毎議会ごとに専決処分として報告されてきます。私は,一向になくならないことに不信感を持っております。首長である末松市長の思いが,職員の一人一人に至るまで届いてないように感じがして,残念でなりません。
 そこで,近年のリース車を含む公用車台数,掛金の保険金額,損害賠償金額,事故を起こした職員の昇級時での過失ペナルティーについて考えを伺います。


○26番(大西克美君) ペナルティーなんですけども,懲戒処分等のことではなくて,私は,一般的な法律的での処分ではなくて,鈴鹿市独自で,職員が昇給するとき,そのときの過失ペナルティーとして参考材料にしてほしいということなんですよね。上へ上がる方というのが,事故を起こしたりしているような方ではちょっと難しいのかなという判断が私にはあります。小さなことに目が配れないから事故を起こすのではないかなというふうなことで,部下への配慮ができないような方が上へ上がるというのはどうなのかなというところで,過失ペナルティーをしていただきたいということでございます。
 それから,特に相手が市民なんですよね。市民に迷惑をかけることは,市民のために働く公務員として許されるべきことではないということなんですよ。自分の自家用車なら事故せず,公用車なら事故しとる,おかしな話ですよ。
 賠償額が昨年度は55万でしたけど,その陰には,350万の保険料がかかっとるんですよ。ただ単に損害賠償金が50万やからよしというような考えではだめなんですよね。その裏に,共済の保険金が350万もかかっとる,そのおかげで直しとるということをよく考えないと,たかが50万のことかとか,たかが事故が2件かとか,そういう考えではだめですね。企業なんか行ったら,事故起こしたら,即刻首のところもあるんですよ。私は,公務員の身分保障のところがあるものですから,そこまでは言いませんが,公用車で事故をして,相手が市民ということに私は不信感を感じるんですよね。もっと注意を持って,特に市民には配慮ができるような運転をして臨んでいかなければならないのではないかなというふうに思っておりますので,よろしくお願いしたいと思います。
 過失ペナルティーはぜひ取り入れていただきたいと思いますよ,市長。上へ上がる方には必要な事項の1項目になると思いますので,よろしくお願いします。
 それから,4点目の分煙室の復活についてですが,人の多く集まる市民ホール,文化会館,また四日市市,津市,三重県などの先進市は庁舎も分煙になっております。市長がかわれば分煙,禁煙では職員も戸惑いますし,職場での気分転換,ストレス発散の職場環境も私は重要であると思っております。ちなみに,たばこ税は平成22年度が11億5,174万8,638円であり,平成23年度がたばこ代の値上げにより13億2,971万6,217円と,この1年間で一気に2億円近くふえ,平成25年度は,県からの財源比率のアップにより15億1,988万6,080円の最高額であります。昨年の平成26年度は14億7,661万9,251円であり,一般会計が財源不足の折,自主財源にも大きなウエートを占めているのではないのでしょうか。
 この約15億円の税収使途は,少子化,高齢化,医療,福祉等々,多くの事業に少なからずも使用されている現況です。一般会計ですからね。目的税ではないですから。税収の15億円には何ら触れることなく,納税者にはもちろん一切還元なく,当たり前のように使用されていることには矛盾を感じる次第でございます。
 現在,庁舎内には立派な分煙施設が数多くありますし,受動喫煙への影響もありません。また,議員活動の一環で全国の先進市町村へ視察に伺いますが,先進的な自治体はほとんどが分煙になっております。市長がかわれば分煙・禁煙では,本当に職員も大変だと思いますが,末松市長,御答弁よろしくお願いします。


○26番(大西克美君) 市長の気持ちもよくわかります,心得ておりますから。ただ,今まで川岸市長のときは喫煙だった。末松市長になって禁煙になった。これ,次の市長がかわったら,どうなるかわからん。わからないですよ,それは。先進市ほど分煙やっとるんですから,わからんですよ,これはね。
 それはそれとして,それではなくて,私は,仕方なく禁煙をしようという職員がメンタルヘルスにかかりかけているんですよ。よく聞いてください,時間がないのでちょっと急ぎますし,答弁は求めませんけども,私の話をよく聞いてください。
 2時間半の時間をかけて,私はちょっと個人的に膝を痛めておりますけども,1階から15階まで1段ずつ階段を利用して,本庁内の95%以上に当たる49課の部署に出向いて実態調査をしてきたんです。市長,していないでしょう,こういうのは。調査をせないかんですよ。結論的には,現在の職員の喫煙者数が127名以上いた。やめられた方が50名ぐらいおられて――200名ぐらいおったんですけども,どうしてもやめられない方が今127名以上。以上というのは,不在の課もあったので,全部の課が回り切れなかったからですね。
 この127名以上の職員数が多いのかどうか,私はわかりません。しかし,印象的だったのが,働き盛りの職員が多かったと,中堅職員が多かったということなんです。毎日毎日,この職員たちはどうしているのでしょうか。私の推理からいくと,自分の車で吸っているか,公園へ行ったりとか,コンビニの前へ行って吸っているか,それ以外ないと思うんですよね,禁煙ですから。往復の時間ロスに加えて,これからの冬季は,冬場は本当に寒くなりますよ,外に吸いに行くのでも。風邪引いて公務に支障が出たらどうするんですか。私は,予算を新しく使用して施設をつくってというのではなくて,人は十人十色であり,趣味趣向も考え方も違います。陰でこそこそされるより,先進市のように,気持ちよく職員のやる気を促すものは良策であり,私が一番心配しているのは,先ほどから申しております,特に力の出る中堅職員127名の2割が,仮に25名がメンタルヘルスになった場合,先ほど現況の病休者の状態をお聞きしました。今でさえ35名ぐらいの病休者がいるのに,25名ふえたら60名になる。60名だと,幾らかかると思っとるんですか。本当に,たばこがいい,悪いじゃなくて,職員の職場環境をやってほしいと私は言うとる。私は禁煙していますからね,きょうだけ。だから,1階から15階までの真ん中に1カ所,8階ぐらいに職員専用の分煙所があってもいいのではないかなと。職員の健康を気にするために私は申しておりますので,再度,検討していただくようにお願いだけしておきます。再度,検討してくださいね。実態調査をよく聞いて。
 次に参ります。時間がありませんので。
 2点目の消防力強化についてですが,1点目の分署・分団庫の耐震について,災害時の防災拠点の分署・分団庫の耐震が非常に気になりますので伺います。


○26番(大西克美君) 時間がありませんので,答弁に協力をいただいて,早口で言わせて申しわけございません。
 25分団庫のうち4施設が前耐震基準ということで,27年度,28年度で神戸の分団庫をやると。それで,あと私の調べでは,合川,白子の分団が残っているということで,早急に耐震整備を目指していただくようお願いしておきます。
 次に,2点目の消防職員の適正人数についてですが,私は,今まで先輩議員から常々,市民1,000人に対し,消防職員は1人と指導されて,聞いてきております。今日のように自然災害が多い状況下,また超高齢社会などの社会状況の変化により,消防職員数の見直しが必要と感じておりますので,近隣市の現況等について伺いたいと思います。
 また,私は,将来を鑑み,女性職員の採用も重要と認識しておりますので,この点についてもお伺いいたします。


○26番(大西克美君) 適正調査したら,一部,消防力の弱い地域が判明していたということで,強化のためには人員が少し足りない状況で,女性職員は採用拡大をしていくということなので,よろしくお願いをいたします。
 次に,3点目のキャフス導入についてですが,コンプレスド・エア・フォーム・システムで,コンプレスドのC,エアのA,フォームのF,システムのS,それぞれの頭文字CAFSで,通称キャフスと呼ばれております。圧縮空気泡消化システムのことで,前回にも利点を述べましたように,一般の水消化に比べ3分の1の短時間で鎮火ができます。前回の質問で早期導入をし,来年には導入できるのか提言をいたしておりますので,この件についてお伺いをします。


○26番(大西克美君) 平成28年度導入に向けているとのことでございました。
 ちなみに,調べてみますと,5,000万から6,000万かかるそうでございます。しかし,20万人市民の生命,財産,1人当たりに加えれば,何ら問題はないものと思っておりますので,早期導入をよろしくお願いします。
 次に,自衛噴霧器ノズルについですが,自衛噴霧器ノズルは消化・鎮火活動中に火災の高熱からノズル担当者の身体を守るためのものです。現況を伺います。


○26番(大西克美君) 時間がないものですから急ぎます。
 エコファイターという新しい商品が出ておりますので,そちらも一度検討していただくようにお願いします。
 最後に,5点目の救急救命士の完全搭乗についてですが,10年以上取り組んできておりまして,ようやく26年度が96.9%になりまして,あとようやく一歩まできております。市民の延命救助にはどうしても100%が必要になりますので,前回の質問でも提言させていただいたように,救命士の資格者を採用していっていただきたい。一旦,採用をして,救命士の資格を取得させるのには,1人200万要るということで,それが不要になるということで,資格保持者を採用してほしいというふうに述べましたが,その後どうなったか,簡潔明瞭にお願いします。


○26番(大西克美君) よろしくお願いしたいと思います。
 98.6%,あとわずかで100%になりますね。
 ちなみに,県内では100%が名張市,それから次に90%台でいくと菰野,松阪,そして鈴鹿というふうになってきます。ぜひ,あと一歩のところでございますので,よろしくお願いをします。
 市長,救急救命士が完全搭乗の鈴鹿市,安心体制の鈴鹿市ってすてきなキャッチフレーズではありませんか。頑張って努めていただきたいと思います。
 以上で質問を終わります。ありがとうございました。