平成29年 9月定例会 (一般質問 9月13日)

1 水道施設の更新と耐震化について
(1)
東南海地震等への減災対応について
(2)
今までの経営審議会の経過内容について
(3)
今後の取り組み強化について
2
 白江集合保留地の事業について
(1)
現在の進捗状況について
(2)
なぜ、事業化にならないのか
(3)
福祉施設を核にした複合施設を総合計画2023に掲載し建設に向けると伺っているが副市長に状況を問う 


○26番(大西克美君) 質問する前に一言だけ。石坂文化スポーツ部長の答弁が非常に聞き取りやすくて,本当に,この議会もケーブルで放送しておりまして,多くの高齢者を初め多くの方々がごらんになってみえるので,聞き取りやすい答弁をお願いしときたいと思います。
 議席番号26番,市民クラブの大西克美です。
 北朝鮮の無差別なミサイル発射に,Jアラートを含む防衛の危機体制の見直しが早急に求められるさなか,米国では大型ハリケーン,ハービー,イルマ,アーマによる大洪水にて悲惨な状況にあります。
 一方,国内では,ことしの夏の日照不足や集中豪雨,いわゆるゲリラにより,自然による大洪水が各地で起こり数多くの大被害をもたらしました。日常生活の正常な保持が困難をきわめる状況が続いております。
 このような超自然災害の減災対応への重要性がさらに求められる観点から,1点目は,生命のもととなる飲料水の安全確保による水道施設の更新と耐震化について,さらには少子高齢社会に欠かすことができない福祉施設の充実を求める観点から,2点目は,白江集合保留地の複合施設事業についての2点を通告に従い質問いたします。
 1点目の水道施設の更新と耐震化についてですが,昨日の平野議員が同様の趣旨の質問を内容の濃い形で問いただしておりましたので重複いたしますが,私は観点を変えて質問いたしますので,よろしくお願いいたします。
 前回の6月議会にて,東南海地震等の減災について,避難所を主に検証する質問をいたしましたが,今議会では,命のもとである,いわゆる安心安全な飲料水の確保についてですが,まず耐震管施設更新減災対応について伺います。


○26番(大西克美君) 耐震化をやっていこうと思うと90年かかって870億円要るということですけども,いわゆるいたちごっこですから,直したところは90年後には,もう老朽化になっていますから,40年でなるわけですから。そやでこのことは余り考えなくてもいいのかなと私は思っていますので,常々予算をつけて執行していくということが大事になろうかと思います。
 次に,先ほどの事業化には予算がつきものでございます。今後の経営状況に不安を抱かずにはおれません。
 そこで,開催中の経営審議会の今までの経過内容について伺いますが,この審議会は平成28年度に設置され,同年10月に1回目が開催され,本年10月12日に第7回目,つまり最終段階の会議が開催され,その場にて答申を受ける予定とのことでございます。今までの経営審議会についての経過内容を伺います。


○26番(大西克美君) 第5回で料金改定等の審議がなされとるというようなことでございます。
 次に,経費削減や経営効率化に向けた自助努力への今後の取り組みについて伺います。


○26番(大西克美君) 経費削減や災害対応に取り組んでいくということで,頑張ってやっていただきたいと思っております。
 最後に,過去5年分の水道事業会計決算書の貸借対照表を見比べてみました。流動資産の1つである現金預金の残高が徐々に少なくなっていることがわかりました。つまり,平成24年度には最大約41億円あった現金預金の残高が,平成28年度においては約27億円とほぼ半減となっております。
 また,上水道の事業運営をする上で,一事業年度に必要な運転資金が,年間約15億円少なくとも確保する必要があります。今のところ確保できておりますが,今後,人口減少社会に向けて,将来世代に過度な負担を残さないためにも,企業債残高を現在の水準以内に抑制していくと現金支出が増大し,近い年度には現金預金の残高がマイナスに転じることとなり,資金不足が予想され,適正な料金改定につながります。
 ちなみに過去の料金改定を調べてみると約20年前,平成10年4月に19.14%アップで,その当時の収益としまして6億3,000万円の増収でございました。私は,資金不足では東南海地震の減災対応ができず,市民の生命や財産が守れないと判断しております。日常はもちろんですが,災害時に命のもとである飲料水の確保や,東南海地震への減災対応の耐震管や施設整備更新のためには料金改正は仕方がないのかなと心では思っております。
 ちなみに最低額の料金改正10%アップして換算してみましたら,3億7,000万円の増収が見込めます。減災のための施設整備推進には,適正料金の検討もやむ得ないと考えておりますが,あわせて今できることをしっかり取り組む必要があります。例えば従来から行ってきている人員カットや遊休資産の売却,さらには大口給水企業への再営業・再検討等を含め,職員一丸となり自主財源の確保に創意工夫にての努力を精いっぱい行い,一歩でも二歩でも健全経営に向けて取り組む必要があることを最後に提言しておきます。
 次に,2点目の白江集合保留地の事業についてですが,この質問も昨日の今井議員が建設資金調達について問いただしており,重複する部分がありますが,私は観点を変えて質問いたしますが,私も今井議員も建設早期への思いは同じであることを先に申し述べておきます。
 質問は,白子の中心市街地活性化について,平成14年6月議会にて質問して以来,本議会で7回目になります。この間,当時の加藤市長,次の川岸市長,現在の末松市長へと3代市長に質問をしてきましたが,15年経過した現在でも事業化がなされておりません。先行投資である土地開発公社が,実質的には平成17年から21年の5カ年で1万5,985.11平方メートルを12億9,639万2,421円で土地取得されております。現時点で鈴鹿市の買い戻しもまだまだ45%しか進んでおりません。このことからも土地開発公社の機能が発揮されておらず,利益を生むはずの先行投資の意味合いが全くありません。事業化されていない土地取得代金の約13億円が眠っている状況,さらに土地取得以来,12年間放置状況の経営責任はどうなのかと考えずにはおれません。執行部責任を問いただしたいぐらいであります。このことを冒頭に申し上げ,質問に入ります。
 まず,現在の進捗状況について,確認の意味を込めて伺います。


○26番(大西克美君) 今回の質問前に,職員に土地開発公社所有分,市の直買い部分,市の買い取り部分を整理するように指示しておきました。先ほどの答弁にも出てきましたが,新たなことがわかりました。私は,今まで集合保留地は,きょうのきょうまで2万平方メートルと思っていたら,隣に従来より点在していた公社所有の土地をまとめた換地が真横隣に844平方メートルあり,集合保留地の合計が2万829.11平方メートルにふえたことが新たにわかりました。土地はふえても事業は進まない,これでは保留地がふえてうれしいことやら,事業が進展しないので悲しいやら複雑な気分であります。
 さて,次に,なぜ事業化にならないのか伺います。


○26番(大西克美君) めどが立ったら総合計画にのせていくと。2023は8年間の予定です。前期4年間,後期4年間,もう現在,前期で2年目に入っておりますので,いつ後期にものるかわからないような状況ではだめです。いい答弁が出ないですね,残念です。
 次に,福祉施設を核にした複合施設を総合計画2023に掲載し,建設に向けるとうかがっておりましたので,杉野担当副市長に状況をまとめての答弁をいただきたいと思います。


○26番(大西克美君) 平成30年の区画整理が終了するころまでに何とか庁内でまとめて総合計画2023に掲載し,進捗をしていくというような答弁内容だったと思います,ちょっと飾ってますがね。区画整理が終了するまでには,その事業内容の方向性を定めて行っていくということの答弁でございました。
 非常におかげさまで白子の玄関口がよくなりました。市の玄関口です。ただし,玄関口で駅前広場はよくなったけど,その周りが栄えていない。私どもも視察等で全国各地行かせていただきますが,こんな寂しい玄関口はないです。鈴鹿市は,白子,神戸,平田とトライアングル型になっていますから,分かれておりますけども,市の玄関口であの状況では。やっぱりもっと,東西に抜けていく道もないし,旭が丘の県道も渋滞しているし,何かもう少し,玄関口として寂しいです。交流とにぎわい,言葉は簡単なんです。この言葉は簡単なんですが,近鉄白子駅,唯一の特急が停車をいたしますので,そこの取り巻きを,せっかく駅前広場を40億円ぐらいかけてやったわけですから,周りの状況も整備していかないと。
 1点申し述べておきますよ,市長。13億円の土地取得は眠っているんですよ。買い取り価格13億円,45%にも満たないんですけどね。この厳しい財政状況の折,よく言われますよね,13億円のお金を眠らせているんですよ。何の活用もしていない。これが厳しい財政状況のあり方ですか。議会で質問すると予算がない,厳しい財政折の状況,13億円眠らせとるやないですか。13億円あったら何ができます。避難施設,公民館が5つも6つも建ちかえるやないですか。こういうことをよく考えていただきたいと思います。
 最後に,提言としておきますが,冒頭でも申し上げましたが,先行投資の意味が全く発揮されていない。公社から買い戻すときに金利がすごく大変なんです。もともとは市の財政といえど,独立部門でありますから,公社は。ただでは,簿価で,買い取った価格で譲ってくれるわというわけにはいきません。だから,金利がふえてくる。民間だったら考えられないです。買い取るんなら早く買い取る。金利が6,000万円も7,000万円もつくわけですから,このようなことを考えやないかんです。
 それで,本来の,先ほどから出ております福祉を核とした複合施設,いいじゃないですか。本当にいいことやと私は思います。
 ただし,本来のこのような大型事業を推進するのであれば事業計画,そして事業年度を含めた実施計画,さらには先行投資の土地取得,調査測量,設計,建設資金の調達,このような流れがあるわけですが,現在の状況は,事業化も定まらないのに総合計画にも掲載されておらずに先行取得だけしとるわけです。それも45%の買い戻ししかない。
 本来,先行投資ってどんなもんなんですか。安い土地を早目に買っといて,事業するときに評価額分,鑑定価格が上がって,その差益を利益として建設のほうに向けるということなんですよ,先行投資,土地開発公社の意味合いは。それが13億円も眠っている。これでは超高齢化社会になっていく高齢者を初めとした弱者の福祉施設の充実にはつながらないです。
 それから3代続いた市長,当初の加藤市長のときに白江区画整理が立ち上がらずに,私どもが加藤市長に直談判しにいきました。公共で白江の区画整理の一括を買っていただき,区画整理を推進していただきたいということで,当時の加藤市長は,わかった,じゃあ4年間かけて16億円で買おう,当時,坪25万円でした。4年計画で買うという協定を結びました。そのときに公的施設をその集合保留地に持っていくという答弁でした。
 だから,このようなこともよくよく考えていただき,3代目になるわけですから,今,末松市長が思い切って事業化すれば,末松市長の値打ちが,私は上がるんではなかろうかと。
 超高齢化社会,お年寄りがだんだんふえて,車の免許も返納して,どうやって神戸まで来るんですか,南部から。東南部の人口は多いんです。その中の高齢者が,遠いところまで来れるとは,私は判断できません。これからの超高齢化社会,弱者に向けて,近いところへ拠点施設をつくるべきではなかろうかと私は思っています。神戸のところだけや中央道路のところだけが社協はあるんではなくて,第2の社協でもいいじゃないですか。社協は1カ所でなけりゃならんということでもないんです。そこの点をよく考えていただきたいと思います。
 それから1点,褒めたたえることは,部長会からGL会議へ移行してきているということです。現場主義のGLの会議へ移行してきているということで庁内検討会,これは私はええんやないかなと思っています。
 ただし,どうしても福祉の,鈴鹿市の拠点の施設にしていただきたい,私の思いとしてはね。地域の自治会も皆一緒なんですけども。それで,建設資金を今井議員が問いただしておりました。そこもよく考えていただきたいと思いますが,1点だけ,今までにない福祉施設の拠点施設をつくるのであれば,先進モデルとして庁内で創意工夫をして,国から80%とか50%とか,県から20%とか,引っ張ってこなあかんです。金がないから全然やらんというような事業計画で,超高齢化社会は乗り切れません。絶対必要になりますから,職員一同1,500人,アルバイトを入れるともっと多いんですけど,二千何人になるんで。だけど,正職としてそれだけの方々がおられるんで,みんなが創意工夫をして知恵を絞り合って,どこにもない先進的なモデルケース,それで国から予算をとってくる,補助をいただく,こういうやり方も1つ最後に提言としてお願いして,質問を終わりたいと思います。
 市長どうぞ。


○26番(大西克美君) 終わります。